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福江高校でのお話



泉中学校での卒業式参列の後、ランチを父と食べ(それは次回に)、福江高校で校長先生と講演の打ち合わせでした。

☆福江高校HP



なぜ私が福江高校で講演の予定となったかと言うと、背景が思い出すと笑えるので記します。

今年の年賀状、私はここ数年は、いただいた方へのご返事方式にしているのですが、かねてからの知り合いの田原の県会議員の山本ひろしくん(福江高校卒業生)からの年賀状が三が日よりちょっと遅めに来ました。

私は用意していたハガキが終わってしまったのと、今年は1月7日までの投函でないと62円になるので(笑)、まあいいか、ひろしくんには近況報告でfacebookのメッセージで送ろう、と思って実際にお送りました。

そのやりとりの中で、私がふと、<渥美半島の高校が定員割れで、優秀な子たちが豊橋に出て行ってしまうと聞いているので、それが心配>と書き、その内容についても少々語っていた。
そしたら翌日くらいにひろしくんから電話が来て、「福江高校で講演をしないか?」みたいな流れ・・・(笑) そのまた翌日に寺田校長からお電話をいただき、元々、現在豊橋東高校にいる藤原校長から寺田校長も私と同じ豊橋南高校の出身と伺っていたので、その話から始め、いろいろと意気投合!

年賀状の返事をハガキで送っていたら、いずれ講演することはあったとしても、こんな展開ではなかったと思う(^^)

というわけでの福江高校。

ふるさとにある高校(福江高校に行った友達も多いし、母の母校でもある)なのに、眺めたことはあっても入ったことがなかった。

新築された校舎はきれいで、立地もなんだかリゾートホテルのようだった。

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母の話によると、桜が咲くと感動的な光景らしい。高校からすぐの山にもいっぱい咲くそう。

出身の人たちはそういうものとして受け止めているけれど、陽光降り注ぐ明るい校舎で、私はその昔に、この建て方をした人たち、すごいなあと思った。

お約束の13時の前に、一足お先に、私の保護者的に(笑)、小川雅魚さんが校長室にいてくださった。雅魚さんも福江高校出身で、一橋大学へ進み、その後名古屋の椙山女学園大の教授をしている。

私は雅魚さんのお声かけで、10年以上前に、椙山女学園大で講演をさせてもらったことがあった。『チョコレート色のほおずき』の頃です。
雅魚さんのご著書、『潮の騒ぐを聴け』は、渥美のうまいもの、褒め言葉としての野蛮な仲間や風景がぎゅうっと凝縮された名著です。現在は、『渥美半島の風』という雑誌の編集長を務め、私も次号用にエッセイを執筆中。

お先に、帰りに撮っていただいた3ショットを!(私・雅魚さん・寺田校長)

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とっても濃密な時間で、端的に言えば、「福江高校を魅力的な学校にし、少子化時代のモデルケースにしたい!」という希望で一致。

寺田校長は、お住まいの豊橋から福江高校に通っていて、豊橋の人なのに、(お仕事とはいえそれ以上の熱意を持って)福江高校や渥美半島の教育のために尽力してくださっている。

福江高校は現在定員割れの状態で、田原市の4人に1人の生徒は市外の高校へ行ってしまうらしく、1学年が3クラスという状況。
私自身もかつて旧渥美町から豊橋の高校へ出かけたわけだけれど、子供があふれていた時代と今では違うわけで、寺田校長が最初に熱く言い切ってくださったように「この地域から高校をなくすわけにはいかない!」その通りだと思います。

校長は、就任まだ1年目なのに、専門的な情報のリサーチやスピーチも50~60回行ったそうで、具体的に行動してくださっている。

最初の電話の時にも伝えたけれど「私たちのふるさとのために、ありがとうございます」という気持ち・・・

学校改革のためのアイディアはとても進歩的で、私が1月末に、福江高校の講演のことも視野に入れて伺った講演、通信制の高校「N学園高等学校」の考えとも重なるところがあった。

先生が子供たちにとってコーディネーター的な役割を果たすこと、自分たちのふるさとの良さを学び、町づくりを高校生のうちから意識すること、それには、大人の側でも、地域を魅力的にしたり、魅力のある仕事(卒業後、帰郷後の子供たちの受け皿)を用意しておくなど、教育の問題は地域の問題、地域の問題は教育の問題だと実感した。

大学教授経験の長い雅魚先生の話にも大きくうなずいたが、例えば「いちばん心や感性が豊かな中学や高校時代を、大学受験のための勉強に追われて過ごすのはもったいない」とか「AO入試が導入された頃はバカにされたりしたが、個性を持って入って来た子たちは、その後にすごく伸びる。勉強ばかりしてきて大学に入ると、入った途端に勉強しなくなる」みたいな・・・。意訳ですみません(私自身も早稲田大学にAO入試という名前ではないけれど自己推薦入試で入りましたとアピールww)。

とにかく、お二人のお話がとても刺激的で、勉強になりました。
*ほかにも色々歴史的なことなど書きたいけど、間違っていたら申し訳ないので割愛。

途中、寺田校長が、ご自身のパワーポイントでのスピーチ内容を見せてくださったので、私も持参したパソコンで11月の泉中学での「ふるさと泉を誇りに」のパワーポイントをお二人に見ていただいたら、「そのまんまの内容でやってください」と(笑)

全校生徒というよりは、深く浸透するように、クラス単位で数回とか、大きくても学年単位で行う予定です。私のいつもの講演のように、質問や交流など、双方向の時間も大切にして・・・

寺田校長は52歳で、福江高校に赴任する前は、愛知県の教育委員会にいたそうで、愛知県内の校長ではおそらく一番若いそう。私の印象では、福江高校の変革を県から託されたのだろうと思います。

泉中学の山上校長にも11月の講演の後にお伝えしたけれど、少子化を迎える中での教育に関しては問題が山積でもあるけれど、うまくクリアしていった時に、寺田校長の言葉にあった通り「少子化時代のモデルケース」となり得る。全国的に今後少子化を迎える地域が続出なので・・・

雅魚先生が何度も「逆手に取って」と言ったけれど、その通りで、「福江高校に行けばこんなことが学べる」「こんなオリジナルな3年間が過ごせる」という特色ある学校づくりが大切。
私もそうだけど、雅魚さんは、渥美の田舎ぶりや、渥美の食材がいかに美味しいか、世界の中でのATSUMIの存在感を国内外の友人にアピールしてくれている。

つい最近も、facebookで、舞踏家の麿赤児さんのお誕生日祝いに、渥美のキャベツ(いとこの川口さん)と豚肉(吉田畜産)と焼きそば麺(みうらや製麺)を持って行き、盛大にふるまっていた。

映画『マリー・アントワネット』で劇中のお花を担当したというフランス人男性も渥美にご案内し、自然や食をお褒めいただいたそう(どんだけ?って話が色々出てくる教授です)。

画像を検索してみたけど、きっとこれらのお花たち・・・


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誇れる魅力のある渥美半島だけれど、私自身もそうであったように、住んでいた頃、特に若い頃は都会に憧れたりもするので、なかなか魅力を理解できない。

しかし、私たちの時代と圧倒的に違うのは、インターネットの登場である。

田舎にいながらして世界とつながれる。自分自身がメディアとなって発信することも、何かをクリエイトしていくこともできる。

講演の日程はまだ決まってないですが、その辺りを、押しつけではなく客観的に、うまく生徒さんたちにお伝えしたいです。

寺田校長も雅魚さんも私も、一言で言えば、「変人」なんだと思った(笑)
今後もおもしろいつながりで、福江高校周辺を盛り上げていけたらと思います。


帰りに寄った、福江高校の近く、旧渥美町役場(現在は田原市役所の渥美支所)の駐車場の傍らの桜。絵になる風景~🎶


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こちらは、桜祭りが行われている、免々田川周辺。
1年前の3月に講演させていただいた、渥美ロータリークラブのみなさまががんばってます。

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1年中美しい渥美半島ですが、この時期は特に花があちこちに咲いていて、素敵です!













by hihararara | 2018-03-07 21:06 | ふるさと | Comments(0)
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