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カイケンコーポレーション ②モデルハウス編



心地よい、素敵なモデルハウスの写真の羅列と、住宅にまつわる真面目なお話を書くので、興味のある方は是非じっくり読んでください!


私が今住んでいる家は、13年前に建てた某大手ハウスメーカーの木造・和風の家で、家づくりに強い思い入れがあった夫の希望を尊重してのものでした。

当時の私たちは未熟で、大手だから安心と思ったけれど(夫は今もそう思っていると思う)、想像以上にミスが多かったし、心無いなあと感じる箇所も多々・・・(うちばかりではなく、大手で建てて「え!?」と思うような体験をした友達多々)
新築時に、接着剤などの化学物質的なにおいを強く感じた記憶はないけれど、今は木のにおいより、自然ではないにおいを残念ながら感じる。

この先の人生で再び家を建てるということはないと思うけれど(宝くじが当たってほしい)、周囲で新築や建て替え、リフォームを望んでいる人がいたら、カイケンコーポレーションの家一本でおすすめするつもりです。
私もできることなら、お金を貯めて、長く過ごすリビングだけでもリフォームしたリ、カイケンの家具を置きたい。

なぜなら、発明品とも呼べる建材を使っていて、住むことが健康につながるから。
私は滅多にここまで書きませんが(笑)、今回現場を見て、その徹底ぶりに心を打たれました。

天然素材、無添加の家、という触れ込みはあちこちで目にするけれど、カイケンさんほど徹底して独自開発の天然素材を用い、身体に害のある化学物質を使わずに、社長の言葉で言うところの「生物的な家づくり」を実現している会社は他にないと思います。

カイケンの建材の3つの柱は、

①幻の漆喰
②音響熟成木材
③竹炭入り清活畳

この3つについては、以下で詳しく説明します。

畳のお部屋は撮り忘れたけど、純・天然素材のおうちと意識して、以下のお写真をご覧ください。
杉の木のいい香りと、撫でたり触りたくなる素材に囲まれるイメージで・・・




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ここからは、HPから拝借のお写真。
畳のお部屋も載せさせてもらいます。


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今回、カイケンさんの勉強会での講演をお引き受けし、リサーチを重ね、さらに、勉強会に自分も出席させてもらったことで、今まで知らなかった住宅業界の現状を知りました。

例えば、2003年に施行されたシックハウス法は、消費者を守る良い法律かと思っていたけれど、実際には、シックハウス法が規制する化学物質は「ホルムアルデヒド」と「クロルピリホス」の2種類だけで、つまり、ホルムアルデヒドの発散量が微少で、「F★★★★(フォースター)」に認定された化学建材であれば、他の化学物質がどんなに含まれていても無制限に使用できてしまうんだそう。

びっくり!!
これでは、守る先がお客様ではなく企業ということになってしまう。

そういうこと、情報に敏感な人なら、「またか」って思うよね。
食品中の放射性物質の出荷制限基準も甘々、「国産」表示に関しても、例えば豆腐の場合、<農水省も厚生省も国産原料が50%以上で輸入物の混入が50%未満であるならば「国産」表示をしても 良いと認めている>などなど、一見良さそうに見える表示や規制をよく調べたら、ごまかされているとしか思えない内容多々。

国民の健康よりも、経済優先・・・

残念だけど、日本のそういう側面は、3.11後、いろいろ明るみに出ています
(逆を言えば、一般市民の意識が高まってきたので、世の中が変わる転換期とも言える)。

そのようなおかしさに、カイケンの浦上社長は戦い続けてきたわけで、その信念や、実行力に感服しました。

その浦上社長の研究のたまもの、まずは、「幻の漆喰」について、カイケンのHPより・・・


干潟で名高い有明海。
『幻の漆喰』は、その豊穣な命の海に生息する
赤貝の殻を焼いた焼成カルシウムに、
銀杏草(海藻)を煮てつくる糊と
無菌水を混ぜ合わせ、生成されます。

つなぎとして麻のスサを利用するなど、
伝統と高度な技術を組み合わせて生み出された、
今までにない新しい漆喰(壁材)です。

自然素材しか使っておらず、人体にも無害で安全。
さらに独自の「光熱触媒」作用により、
室内の化学物質を吸着・分解し、
住まいの空気をいつまでも清浄に保ちます。

『幻の漆喰』とは、言わば「天然の空気清浄器」。
完全天然素材で、安全な壁材です。

さらに特筆すべきは、「光熱触媒」の効果。
光が当たる場所だけでなく、
暗がりでも温度と反応を起こし、
空気中のゴミやホコリ、臭い、
化学物質や有害物質を吸着・分解します。

光と熱に反応するため、『幻の漆喰』は、
半永久的にクリーンな空気をつくり、
心地よい居住空間を保ってくれるのです。

********

すごくないですか?
(我が家は悲しいけど、よくあるビニールクロス貼りの家です)

この、吸着、分解というのが大きなポイント(実験で実証されています)。
現代人は、建材や家具に気をつけたとしても、衣服や雑貨など、化学物質に囲まれた生活をしているわけで、それらから発せられる見えないガスを、この幻の漆喰は吸着、分解してくれる・・・

実は私も気休めだけど、地元の社長さんからもらった、幻の漆喰ボードを枕元に置いたり、パソコンの下に敷いたりしています。

そして、木材については・・・


木材の質を決める乾燥方法を大きく分けると、
「自然乾燥」と「機械乾燥」の二種類。
時間をかけて自然に乾燥させる方法が自然乾燥、
熱風やスチームなどの高熱を利用して人工的に
乾燥させる方法が機械乾燥です。

木材にとって良いのは、もちろん自然乾燥ですが、時間がかかり、
乾燥途中で割れたり変形したりしてロスも多いため、
非常にコスト高になってしまいます。

逆に機械乾燥は短時間ですむため、
多くの木材が機械乾燥を採用しています。
しかし、機械によって一気に高温で乾燥させるため、
木材の最も大切な油分やエキスが水分と共に蒸発、
同時に木の細胞が破壊され、
木本来の力が失われてしまうデメリットがあります。

質を保ちつつ、コストをかけない新しい乾燥法はないものか…と
試行錯誤を重ねた末、
カイケンが行き着いた答えが「音響熟成」でした。

常温熟成庫の中でクラシック音楽を聴かせ、
じっくりと熟成乾燥させる方法です。
音響熟成であれば、木の細胞が破壊されることなく、
木材の持つ油分やエキスがそのまま残り、
保湿作用・保水作用・防菌作用を持ち合わせ、
時間とともに美しいツヤも出てくるという、
まさに「生きた素材」に仕上がります。

木が持つ本来の力を生かすことで、
人の暮らしを快適で心地よくする様々な効果を生み出すのです。


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これもすごい。
生きた木材であるため、弾力やしなりがあり、地震に強く、傷ついても木材自ら修復したり、呼吸してくれている(住環境を心地よく調整してくれる)。
木材については、次の回で、別の実感をお伝えします。

畳についても少し・・・

畳の中に手作業で竹炭をたっぷり入れ込んだ『清活畳』。
竹炭の量は、六畳二間でドラム缶一本分の量。
だからこそ、竹炭の持つ「保湿・断熱」「消臭」パワーを、
そのまま畳で実現できたのです。
さらに、半永久的に発生する「マイナスイオン」は、
自己治癒力を高め、免疫機能・新陳代謝を促進。
ストレスを抱える方のリフレッシュ効果・脱臭効果・
電磁波の無害化などの効果があると言われています。
アレルギー体質のお子様にも安心です。

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私がカイケンの建物に初めて触れたのは今年の2月のことで、大学OBさんの新事務所の見学会の時だったけど、その時受けた印象は、「生きている家」でした。
時が経って振り返った時、建物の印象から浮かび上がってくるキーワードは、「静寂と吸収」。

とにかく、こちらのエネルギーや化学物質含む雑多なものものを「受けとめてくれる、吸い込んでくれる、包み込んでくれる家」という感じ。
カイケンの建物の中にいると、心身が安らぐのを実感します。

今回、自分の講演内のスライドでもご紹介したけど、山の気、海の気を感じる家、それは、親しい宗教人類学者の植島啓司さんからお聞きした、聖地やパワースポットの特徴にも通じる。

イメージとしては私のふるさとの、渥美半島伊良湖岬・・・


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世界遺産の熊野古道は、まさに、山、海、杉!!

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白雪姫が7人の小人と暮らす森の中のおうちも浮かびました。

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前回のブログで触れたけど、カイケンのおうちに住んで、お子さんのアトピーが消えたという手記を寄せていた方が書いていた<とにかく自宅に帰りさえすれば、【自然のまま】が私たち家族を受け入れてくれるのです>という言葉の通り、カイケンの建物は自然に近い。

何年か前に子連れで山登りをした時に、まだ幼かった次男がぎゃーぎゃーに泣いてしまったのだけど、一緒に登った男性(肩書におさまらない不思議な能力をお持ちの方)がフォローしてくれた言葉を思い出した。

「いっぱい泣けばいいよ。今の街なかでの暮らしは、建物も環境も、いろいろなものをはね返しちゃうから子供たちは生きにくくなる。自然は吸収してくれます」

その「吸収」をカイケンの建物からは感じるのです。


カイケンは、全国に取引先を持っているので、興味のある方はおつなぎします。
頼まれてもいないのに、営業ブログと化していますが(笑)、それだけの理由があり、引き続き、次のブログもご覧ください。
本物を知ってほしい一心です。

地元の豊橋においては、今回の勉強会で初めてお会いした、野川建設さんをご紹介します。

ちょうどのタイミングですが、8月5、6日に、完成見学会があるので、よかったら体感してみてください。私も5日に伺う予定です。



本物を理解するには、受け手の側にも知性と感性と経験を要すると思います。

カイケンのおうちの場合、経験というのは、病の経験も含みます。病の経験は辛いけど、知らなかった領域や気持ちを知れたことをプラスに思いたいですよね。
私も持病がある分、良さを敏感に感じ取れたように思う。

花粉症やアトピーなど、アレルギーを持つ人が見学に来ると、症状がおさまったり、和らいだりするそう。
今回の勉強会でも、体調が悪かった人が、カイケンの建物の中で過ごすことにより快復したりしていました(笑)

ぜひお近くで、カイケンのおうちを、体感していただきたいし、それはつまり、本物とはどういうことなのか、現代の日本が抱える問題についても感じ、考える時間になるかと思います。

次回また、詳しく書きます。













by hihararara | 2017-07-30 10:28 | 健康
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