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映画『何者』さらに・・・



三浦監督からのシェア。





『何者』のことは、もう一度書きたいと思っていたんだけど、買ってきたパンフレットもすごく良かった。
私は昔から、映画やドラマのメイキングを知ることが好きで、映画で泣いて、パンフレットで泣いた(笑)
迷っている人には是非観ていただきたいし、一緒に語りたいです。

以下、少しネタバレを含みます・・・



主演の佐藤健くんが、役作りに関して「わからない」ことが多くて、監督に賭けて、「監督と心中してもいい。もしそれでダメだったなら悔いはない。」とまで言ってて、そのわからないは、高みを目指すからこそのわからないで、また、わからないことをわからないと公に言える潔さに彼の役者としての奥深さを感じました。冴えない役でもあるんだけど、それを演じ切ってる(その人物が映画のあとも続いていくことを想像できるくらいに生きてる)ことがすごいな、と思いました。


衣装の伊賀大介さんは、シューカツ中の健くんの役にスーツが似合わない感じを出したくて、ワンサイズ大きめをずっと着せて、最後の面接の場面だけジャストサイズにしてるとか(映画を観れば、その意味がわかる)、監督や役者をはじめ、各担当が自分の持ち場で最大限の力を発揮しているんです。

それらが結集してつくり上げられている映画のからくりをパンフレットで知ると、各々のプロ意識や創作への熱に感動して泣けちゃいます。
(我ながら本当に「創作」ってことが好きなんだと自覚した)


この記事を読むと、そうか、始まりはプロデューサーが監督を選定したりするんだなと、またしてもメイキングを知り
(ちなみにこの川村元気さんは『君の名は。』も企画・プロデュースしている)、

演劇をうまく取り込んでいるつくり方など、ブログでも書いたけど、三浦監督アッパレです。


ちなみに、映画を観た直後のブログは、ちゃっかり三浦監督に読んでいただいて(ツイッターでお送りし、嬉しいご返事もいただき)、その後、facebookでお友達になっていただきました。
元々、三浦さんの才能には惚れ惚れしていたので大感激だし、つくり手にダイレクトに感想を伝えられる、これぞ現代なんだなあと思ったよ。













by hihararara | 2016-11-06 20:06 | 映画
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