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洗濯機とのお別れ ~ 変わらない朝の音


洗濯機とのお別れを夫から聞かされ、私は、土曜のお昼ご飯用のチャーハンのネギを切りながら号泣してしまった。

自分でも驚くくらい、次から次へと涙が出てきて、それを見た夫と次男は笑っていた(長男は文化祭で中学校)。

確かに、洗濯機の調子が悪くなっていて、最後の脱水までせずに、すすぎの水が入った段階で終わっていたり、電源を入れても切れてしまったり、ひやひやすることも重なっていた。

でも、そのたびに持ち直してくれて、私は洗濯機に感謝し、励ましながら過ごしていた。
ある育児マンガで、「家電は厳しく接した方が動く!」という説があったが、私は昔から一貫して、家電も生きものやお友達としか思えず、今回も声をかけながらやり過ごしてきた。

取扱説明書に、几帳面な夫が書き込んであった過去の修理などを見ると、購入したのは8年前、部品の取り換えを二度ほど行っていて、確かに寿命と言える頃だった。

結婚16年。最初に買った洗濯機が壊れたのも8年で、今回も8年なんだ、と不思議な気持ちになった。

夫はふだんケチなので、今回、洗濯機をすぐに買うとは思わなかった。

私には特に言わないまま、さーっと家電量販店へ行き、すでに購入し(おそらく夫のことなので、あちこちのお店を回り、値段も性能も念入りに吟味してると思う)、あさってには新しい洗濯機が配達されると言った。

洗濯機が壊れたかも?というギクッとした感じは嫌なもので(男3人と私の4人家族で、量も多い洗濯物を、壊れている間、手洗いするのか、コインランドリーへ持っていくのかなど高速で巡らせ)、ふつーは、「早速新しいものを買ってくれるなんてありがとう!」と感謝するところだろうし、実際に、夫の決断力や経済力をありがたいと思った。

夫は「柔道着を洗える洗濯機」というのが、結婚当初から重要だったし、夫が自分の柔道着や息子たちの分を洗うことも頻繁だったので、洗濯機への関心や危機感が強く、それもあって、早く決めたのだろう。

でもでも、実際にお別れとなると、まだ動く洗濯機を追いやるようで不憫でならなかった。

8年間、嫌な顔をせずに、我が家の洗濯物を洗い続けてくれた洗濯機。
柔道着も含めて、一日何度か、という日もあった。
私が嫌がる仕事を引き受け、がんばってきれいにしてくれて、脱水後の最後には取り出しやすいように、ふんわりとまでしてくれる機能があった洗濯機。

もう、生きものや家族にしか思えないのだった。

ガタンゴトンという洗濯機の音や、一生懸命「お湯とり(湯船の残り湯を吸い上げる)」をしてくれる時の音、実のところ、洗浄能力は前のものより下がったかなとか、一回の洗濯に思ったより時間がかかる機種だったことなど、不満に思ったことを申し訳なく思ったり、とにかくいろんな思いが駆け巡る。

前の洗濯機とのお別れの時も悲しかった。その頃は、新婚から子供誕生などを経た8年間、子供たちのベビー服や幼児服を洗ってきた思い出だった。

今回は、柔道着も含めて、息子たちの少年時代を助けてくれた洗濯機だった。

うちは、車も冷蔵庫も結婚時に買ったものを今でも使っている。

お金がないこともあるけど、夫婦とも、動く間は使いたい性格だし、愛着があるしで、壊れない限りは使い続けている。

車も冷蔵庫もがんばってくれているけど、洗濯機は、なんというか「ガンバリ感」がわかりやすくて、そのせいで感情移入してしまうのだと思う。

我ながら号泣には驚いた。

泣く姿を見た夫が、私の実家では、家の外にも洗濯機を置いていて、農作業の汚れものなどを洗っているから、「欲しいか聞いてみたら?」と言うので、母に電話して、まず号泣したことを伝えたら、

「とろくさい!」

と一蹴・・・(笑)

母は感慨にふける間もなく慌ただしい毎日を送ってきた人なので(今も同居の孫の世話などたいへんだし)、その反応は当然だった。


*********


と、↑まで書いておいて、連休で実家に行き、その間に、新しい洗濯機が我が家に来ていた。

実家に行く前に、次男は自分の希望で、洗濯槽に入って記念写真を撮った。
長男は、洗濯機に「お前も小さくなったなあ」と声をかけていた。

確かに、
長男は6歳から14歳
次男は4歳から12歳

と成長した。私が強いてるわけじゃないけど、洗濯機とのお別れを息子らが寂しがってくれて、その気持ちはうれしかった。

古い洗濯機とのお別れを目の当たりにせず、やって来ていた新しい洗濯機は、前機種と同じメーカーで同じ名前だった。

『白い約束』

初めてやってみた新しい洗濯機での洗濯。

スイッチを押す時の音、お湯とりの音、洗い、すすぎ、脱水、終了の音など、先代とほぼ同じだった。

また同じ「朝の音」を聴けるわけで、ホッとした。


今回、つくづく、「家電は家族」と思った。

このキャッチコピー、どこかで使ってくれないかなあ(笑)


2代目洗濯機さん、ありがとう。

3代目洗濯機さん、よろしくね!



<まだまだきれいだった2代目さん。ブルーのふたが好きでした。3代目さんはモノトーンです>

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本当は、動かなくなるまで使いたかったけど、そこは、夫が気持ちよく買ってくれた姿勢を立てなければの妻的ジレンマです(笑)

きれいな部品は、どこかでリサイクルされますように。



























by hihararara | 2016-09-22 09:13 | 家族
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