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『red』感想 女性篇二つ


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日原いずみさんの「red」。
やっと読めました!
藤村 昌代さん、まーちゃんの作品集。
本を渡してもらう時に「R18だでね」と言っていたけど(笑)
年齢というより、人として、女として、男として、成熟している人が読んだら、すごく自分と重なるシーンがたくさん頭に浮かぶんじゃないかな…って感じました。

出逢う前からなんとなくFacebookでお見かけして、早稲田大学を出て、小説家なのに渥美??と私の中では興味津々の女性で。
いつかお会いしてみたいな?…と気になる人でした。
出逢ったのはビビちゃんのスタジオで、4年近く前。
私はヘアメイクをしてもらっていて、大きな声で写真選びをしている女性がいて、それがまーちゃんでした。
すごい笑顔で握手をしてくれて、力強い!と思ったのは今でも忘れられません。
後日まーちゃんがサロンに来てくれて、
「握手をした時にすぐ、この人はSEXが上手い人だな、って思ったんだよ」
と言うので、面白い人だなーと思って(笑)

彼女の語る、性や出産や授乳、男と女、夫婦と子供、、、この人なら飾らない自分で話せる、そう思って、普段人には話せない、私のredの部分をまーちゃんに話しているかな。

red。血。まーちゃんの血はサラサラしてる。
濃厚な出来事もサラサラにできるから、こんなに瑞々しく、ピュアな性を表現できるんだろうなー…と。

次はblueということで。
楽しみです。

読んでみたい方もいると思うので、またまーちゃんの投稿をシェアします。


                     ☆


大切な友達である小説家の日原いずみさん(藤村昌代さん)が、このたび短編小説とエッセイから成る作品集『red』を出しました!

私が彼女(まーちゃん)を知ったのは、長男がまだ3歳頃の、まさしく子育て全力投球時代! 北陸中日新聞にまーちゃんのブログが紹介されていて、読んでみたいとアクセスしたのが始まりでした。

今思い出しても、本当に不思議。当時の私は初めての子育てにいっぱいいっぱいで、新聞なんてほとんど読んでいなかった。それを、なぜその日に限って読んでいたのか。そして、決して大きな記事ではなかったはずなのに(まーちゃん、ゴメン。笑)、なぜそこに吸い寄せられ、それからすぐにパソコンの電源を入れ、迷わずアクセスしたのか。しかも北陸中日新聞は、この地方では読んでいる人はそんなに多くないのに、なぜそれを取っていたのか(北〇新聞が嫌いだから。笑)。


まーちゃんのブログは、いわゆるよくある「〇〇ママの子育て奮闘記」的なものと、明らかに一線を画していました。いや、もちろん、彼女も自身の育児についていっぱい書いていたんだけど、それだけではない(それだけなら、私はたぶん惹きつけられなかった)何かを感じました。何だろう、うまく言えないけど、母であり妻である以前の「個」としての自分のようなもの。ひとりの人間として、女として生きている、輝きのようなもの。
以来、彼女は、かけがえのない大切な友達となりました。

そんなまーちゃんの魅力がいっぱいに詰まった作品集です。
女であるが故の喜びと悲しみ、生きることと死ぬことの不思議、ひとりでも多くの人に、ぜひ味わってもらいたいです。

ちなみに、どの作品も好きだけど、この『red』の中で私がいちばん好きなのは、「生と死の快楽」です。「生命の誕生と死は似ている」、私もそう思っています。




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他にもメールやメッセージで個別にいただきつつ、公開OKな投稿を、許可をいただいて転載しました。
















by hihararara | 2016-01-20 20:38 | 『red』
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