先週の金曜日(2月21日)に、宮崎のみこさんのお招きで、京都へ行ってきました。 みこさんは宮崎で「PARIS,TEXAS」という、輸入雑貨やお洋服、骨董などのセレクトショップを経営している。お店のHP→ http://www.paris-texas.co.jp/index.html 一昨年Facebookで知り合い、言葉で説明するのはもどかしいくらいに、色々と共鳴し合うお方で、昨年の4月に名古屋で初めて対面した。 その時のブログ・・・http://www.l-t-m.net/blog01/?p=3305 上記ブログにも書いたけど、今回載せた写真の冒頭の携帯メールは、今回もまた、みこさんと同時に送り合っていたもので、自己満足な記録だけど、私のガラケーでは、ふだんのメール受信時は「新着メール一通」の部分しか出てこないけど、みこさんが件名をハートの絵文字で送って来た時に、見たことないような画面が現れ(ピンクの背景の前でハートが5つくるくる回る)、みこさんが狙ったわけではないのに、初めて見た昨年はそれはそれは驚いたのでした。 そんな画面の再来から今回の逢瀬はスタート。 逢瀬なんて大げさな言葉だけれど、みこさんとのデートにはそれが似合うんです。 私もみこさんも、恋愛の指向としてはノーマルだけど、二人の間では、ちょっと超えて、性的に肉体を求め合いたいとは思わないけれど、魂が呼び合うのは感じるし、前回名古屋の最後にお互い人生で初めての女性との唇チューをせずにはいられなかったみたいに、今回もウキウキとその日を待っていた。 朝、子供たちが無事に登校し、夕食を作り、洗濯物を干してしまって、お風呂を洗って、夫と子供たちにお手紙書いて、無事に新幹線に乗れた時はホッとした。 11時過ぎに京都駅に到着し、八条口でみこさんと待ち合わせ。 キャーッと喜び合い、手をつないで、まずはみこさんの泊まっているホテルへ。 そこから、ソファーやベッドの上で、午後4時過ぎまで話をしていました(笑) みこさんは私より14歳年上で、人生でのステージも違うのだけど(息子さんはお医者さんで、なんとお孫さんまでいる)、不思議と気持ちが通じ合い、お互いの気持ちが手に取るようにわかる。 みこさんのよろこびは私のよろこび。みこさんのかなしみは私のかなしみ。 ってな具合に、ベッドの上で、泣いて笑ってお互いに解放し合いました。 夕方前にようやく散策に出て、タクシーで南禅寺へ。 鴨川付近を通りながら、京都っておもしろい街並みだなあと改めて感心していました。 小学校の修学旅行で京都奈良へ行った後、高校や大学の時も友達と来たけど、あまり記憶に残っていない。大人になってから京都駅で待ち合わせて車で滝めぐりの旅に出たことや、子連れで奈良の吉野や天川目当てで友達親子と巡ったことはあっても、まともに京都の観光をしたことがない。 南禅寺や水路閣を歩きながら、よく言われることではあるけれど、京都は大人になってからの方が楽しめる場所なんだなあと思いました。 なんとも言えない空気感!!(そこから感じたことは末尾に書きます) 寒い2月の京都を恋人同士のように連れ添って歩いたあと、順正で湯豆腐を・・・http://www.to-fu.co.jp/ 白いお豆腐の艶めかしさは、目の前の色白のみこさんにも重なりました。 名古屋でも感じたけれど、みこさんは、自分と似たような感性を持って私より先の人生を歩んでいて、みこさんが、55歳の今感じている想いは、そっくりそのまま、私がその時も抱えるであろう想いに感じられ、疑似体験させてもらっているような気になる。 単純に年齢順で言うのなら、みこさんの方が人生の出口に近く、20代の頃の自分が抱えがちだった刹那とはまた違った刹那の中にある。 私は資生堂の商品を持ってないけれど、キャッチコピーを思い出した。 <一瞬も 一生も美しく> みこさんとの話の中で印象的だった言葉・・・ 「今、こういう精神的なよろこびを得られるような人生を歩んできてよかったな」 「ご褒美だと思った」 やはり、人生のどのステージにおいても、一瞬一瞬を大切に過ごしていると、美しい一生につながるんじゃないかな。 たまたま、湯豆腐をまさに食べようと思った時に、去年一緒にPTAをやった友達から電話が来て、出なかったけど、久々だったので何か急用かと思い、「今京都にいる」と、メールを返した。すると、「急ぎじゃないからまたでいい」との返事だった。★この伏線はこの日の最後につながる★ 順正の後は、またタクシーで移動して、ハイアットリージェンシーへ。 みこさんはお泊まりになることもあるけど、この日の目的は地下にあるTouzanというバー。 本の壁のある、おもしろい空間を目指しました。 そこで、私たちの間ではどうしても撮りたかったポーズで写真を・・・ 私は豊橋駅から車を運転して帰らなくちゃならなかったので、残念ながらノンアルコールカクテルを選択したんだけど、「セーフセックスオンザビーチ」をお願いしました。 有名なカクテル「セックスオンザビーチ」のノンアルコール版だからセーフが付いてるんだけど(バーのきれいな男の子にも確認)、その名前、カクテルってものに憧れた大学生の頃は絶対に口にできなかったけど、なーんも気にせず、質問までしながらオーダーできる年頃になったことを実感(笑) そこでもひとしきりお話した後、京都駅へ・・・ 別れ際、名古屋でキスしたんだから、しないわけにもいかない気もあって、こっそり二回軽く唇を重ねてお別れしました。 みこさんとは距離を置いて語らうだけではさみしくて、くっつき合って互いの体温を感じ合いたいと思う。ふだん宮崎と愛知で離れていることもあるだろうけど、そういう女友達ってなかなかいない。相性もあるだろうけど、お互いの存在や生きていることを実感したいんだと思う。お互いお友達が多い一方で、孤独を愛しているくせに、根は寂しがり屋だからかな。。。 この日の私は、髪型のせいもあるけど、写真に写ると終始男のような顔をしていたのも不思議でした。 たまたまこの日の話の内容から、みこさんを守らなくちゃと思ったからかもしれません。 みこさんとの間では、姉と妹、母と娘、男と女といった役割を場面に応じて瞬時にコロコロ転換させながら過ごすけど、この日の私は男モードの意味合いが強かったように思います。 今回、京都は迷宮のような街だと思いました。 時代を超えた建物や、集う人々の祈りや念や、霊もそこかしこにいるだろうし、様々な目に見えるもの見えないものが混然一体となって、京都にしかない独特の、濃密な空気をつくり出している。 (読んだことはないけれど、京都大学出身の作家の森見登美彦さんのデビュー作は、京大生を描きながらもファンタジーノベル大賞をとり(直木賞にもノミネート)、その後も京都を舞台に書き続けるわけが、あの街を見るとわかる) 心惹かれる得体の知れなさは、いったい何なのか? それを知りたくてまた訪ねたいと思ったし、できることなら、息子たちのどちらかに京都の大学に行ってもらいたい(笑) ファッションにも詳しく、毎年お仕事でパリにも行っているみこさんは、流行色のブルーをうまく取り入れていて、ロイヤルブルーのヴィトンのお財布も(お洋服やスカートとの青のグラデーションが綺麗で写真も撮らせてもらったけど、実物の方がシック)、それはブルーではないけどフィレンツェで買ったというフェンディのセーブルショールも、上質な大人の魅力に満ちていました。 上質なファッションに身を包み、上質な魂を持ったみこさんと隣で過ごしていると、自分まで「ちょっとよきもの」になったような気がして、 いい意味での緊張感や高揚感が、写真にも表れているように思います。 すべて楽しくて選べなかったので、どーんと載せました。 なんだかシメの言葉が見つからないけれど、離れていても、私はみこさんのそばにずっといます。みこさんも、ずっと見守っていてね。 二人でいずれ、お仕事的なコラボレーションも考えています(補足:かなりの重大発表ですが、書いてOKと言ってくださったので・・・実は私の短編やエッセイを含む本の出版を計画中です)。 みこさんを追いかけて、一瞬も一生も美しく、私は私の日々をがんばります♡ ★伏線の話★ 帰りの新幹線(ひかり)に乗り、湯豆腐の時に電話をくれた友達に「内容が気になるから簡単でいいから教えて」とメールしました。 返事が来ないまま名古屋に着き、こだまへの乗り換えのために一時ホームを離れ、売店で息子たち向けにお土産を買い足し、目についた「プロ野球カラー名鑑2014」も買ってホームに戻り、こだまに乗り込み、発車までプロ野球名鑑で巨人の大竹投手などを確認していました(笑) するとその車両へ、夕方電話をくれた友達が登場!! お互いに大笑い。車内は混み合っていたのに、ちょうど私の隣が空いていたので、その席へ・・・ 京都と聞いて彼女は「帰りの新幹線でまーちゃんに会えるんじゃないか」と思ったらしいけど、私はまさか彼女が名古屋にいるとは思わなかったので、ひたすらびっくり(笑)自分も校区のママ友も、平日の夜に新幹線に単独で乗るってのは滅多にないわけで・・・。 信じられなくてベタベタ友達の実体を確認してしまいました。 でも、その友達とも、みこさんほどではなくとも通じ合え、以前もピンポイントでその子に会いたいと思いながら授業参観へ行ったら、門の前で初めて会った友達がその子で、いつもこういう偶然に出会うと思うことだけど、びっくり&納得&感謝。 豊橋駅から同じ方面の彼女のおうちに車でお送りしました。聞きたかった(相手からしたら話したかった)話もできて満足。 テレパシーなのか何なのか、元々不思議な偶然の多い人生だけど、年齢とともにますます高次元のコミュニケーションができるようになってる気がする。 みこさんとの関係なんてまさに最初からそうだし。 生きてる間中、究めていきますよ!!
by hihararara
| 2014-02-24 05:02
| 旅
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