放射能測定室「八進」

情報更新 その後八進さん、ゲルマニウム半導体検出器を導入です(2012年8月)。

http://blog.goo.ne.jp/save-child-ichinomiya/e/d366c7a2a9cec12791709bfefc4d43a1

 

3月22日、愛知県刈谷市にある放射能測定室「株式会社八進」さんへ、給食用の牛乳を持って伺いました。

八進の代表・加藤さんとは、放射能防御プロジェクトの木下黄太(昔からの友人)の講演会を豊橋で行った時(11月)に初めてお会いし、講演後にお茶をした。木下は仕事に厳しい男なので、彼が選択し、土壌等の測定を出している時点で、信頼できるだろうとは思ったけれど、一度自分の目や感覚で確かめたかったのだ。
3.11後、放射能測定室も増えたので、出せばいいというものではなく、どこにお願いしたらより正確か、という段階に入っている。また、「豊橋いのちと未来を守る会」の賛同者も70名を超えてきたので(今後もっと増えていくと思う)、その方々から聞かれた時に、自分なりに納得したところを紹介したいと思ったのだ。

まず、多くの人に関心を持ってもらっているので、先にお伝えすると、牛乳の測定結果は、

放射性ヨウ素、放射性セシウム134、放射性セシウム137 すべて不検出でした。

(それぞれの定量下限値は、2.10Bq/kg、3.10Bq/kg、2.10Bq/kg・・・八進さんは、検出限界値ではなく、定量下限値を採用しています。これは、密度や時間により変化するもので、一般的には検出限界値より値が高くなります。この説明はとても長くなるので割愛しますが、放射能の性質上、どうしても誤差の生じる検査において、定量下限値と表示している方が誠実だということがわかった)

☆現状では定量下限を採用しているとのことですが、厚生労働省から新基準について出ているので、検出限界と定量下限どちらを四月から採用するかは検討中とのことでした。

この結果は、「いのちと未来を守る会」で共有したり、4月のベジライフフェスタで発表したり、中央牛乳さんにも伝えます。そして、給食の牛乳を飲ませる以上は今後も定期的に計測していきたいです。

 

すでに長いけど、ここから八進さんのレポート。

まず、こういう類の検査は、働いている人の人柄よりも数値が正確であることが当然重要と思っていたけれど、行ってみて、結果的に加藤さんの人柄を感じられて、本当によかった。
(注)木下との関係性やこれまでの加藤さんとのやりとりがあったので見学させてもらいましたが、ふだんは測定室の温度管理等を徹底しているため、随時見学できるわけではありません。

加藤さんも、一緒に仕事をしている小林さんも私より年下。若い! 頭がすごくいいのが、顔立ちや話しぶりからしてすぐにわかる。でも、HPで見るような無機質な測定室ではなく、加藤さんの家の敷地内に建っていて、とてもアットホーム。そんな意外な印象から訪問は始まった。

渡された線量計を首にぶら下げて、積算被曝量を計りながらの作業&見学。

 

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これは、最初に見せてもらったシンチレーションサーベイメーター。

(*クリックすれば写真は大きくなります)

 

 

 

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この数値は見たこともない高い数値だけど、鉛の容器に入った秘密の線源を試しに計ってくれているところ。

 

 

 

 

 

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これも、ふだん使っている自分のガイガーカウンターが反応している高い数値。
こんな数値が叩き出されていると不安になるのだけど、「放射線は距離の二乗に反比例して強くなったり弱くなったりする」そうで・・・現に私が身につけている線量計の数値が跳ね上がることはなかった。

 

 

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上記の鉛ケースに入った線源とは別の線源。
これが実はとても重要だということを知った。

放射能測定器は当然精度が命。

その精度を保つためには恒常的な構成作業(メンテナンス)が必要。

私が素人なりに思ったのは、チューニングとかピアノで言う調律が必要ということなんだなということ。

どんな楽器も、ドレミファソラシド♪が、本当にドレミファソラシドの音であるのか、時々基準値?に合わせる必要がある。

この線源を総合すると、恐ろしい値の放射線量となる。

例えば、このうちの一つの線源を測定器に入れると・・・

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←八進のHPから拝借したイメージ写真。

上記、サーベイメーターではなく、これが、食品中等の放射能濃度を計れる機械。

 

 

 

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セシウム3000超えっていったい・・・(恐ろしい)

とまあ、こんな風に、放射能測定は被曝覚悟のたいへんな仕事なのだとわかった。

 

 

 

今回おじゃました八進さんは、ものすごく徹底して正確な数値を出そうと努力していた。

そりゃまあ、ゲルマニウム半導体検出器(超高額)がいちばん正確だろうけど、それに劣らない計測結果を出しているのではないか。

素人からしたら、測定室に出す、というだけで満足してしまいがちだけど、同じ測定器を使っていても運用の仕方で数値が違ってくる。

以下、大きなポイント3点(私なりの発見と整理)。

①測定前の「検体加工」・・・密度によって測定値に違いが生じるため、できるだけ隙間なく検体を容器におさめるには、かなりの工夫が必要。

メールのやりとりを始めて間もない頃の加藤さんが書いてきた言葉、

「検体加工するのは、禅の世界のように感じます。」

なるほど、と思った。

 

②測定時の環境に変化がないように気を配ること。

温度変化によって数値に違いが生じる例を実践してもらった。

本当に放射能自体がデリケートだし(忌々しいが)、検査もとても繊細なものだと感じた。

 

③測定器に入れる容器は使い回すため、先の検査に放射性物質が含まれていた場合、次の検査で残らないように徹底しなければならない。

 



というわけで、八進は、特注の内袋を使用していた。

この容器は、シフォンケーキ型と言えばいいかな、ドーナツ型で 真ん中がくり抜かれている。それに合うピッタリサイズの内袋を使用し、使い捨てにしていた。

 

 

 

「手抜きもできるのに、徹底していて立派ですね」と伝えたら「仕事ってそういうものでしょ」という返事。
加藤さんは安定した職を捨てて放射能測定会社を始めた。揃えた機械や線源、測定への徹底ぶりを見ていると、決して儲かる仕事には思われない。
最初は正直、3.11後の「男たちの天下取り合戦」に参加している一人かと思っていたけれど、淡々としていた。淡々と、しかし熱く「だって国が計らないから、計らなくちゃならないでしょ」と言っていた。

 

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これは、ピッチリ入れた、福島産のお米。

 

 

 

 

 

 

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そしてこちらが、私がお願いした牛乳。
中央牛乳さんに、給食と同じ成分のパック入り牛乳を教えてもらい、持ち込んだもの。

 

 

 

 

 

 

 

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これをこんな風に機械に入れて・・・

(蓋を閉じた時のピカピカ写真を撮るのを忘れた)

 

 

 

 

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こんな風に、グラフの形でパソコンに出てきます。

(このグラフの読み方も重要)

 

 

 

 

途中実は、線源による数値の変化も目の前で見て、放射能測定というものが、いかに デリケートで、ちょっとしたことで数値が揺らぐということを目の当たりにでき、よい体験となりました。
世の中にあふれている測定値も、どこまで正しいのかな?と思ってしまった。

 

加藤さんも小林さんも早口で、頭の回転が良過ぎて、出てくる言葉や視点がなんとなく未来的に感じた。この前日は、コルゲートハウスでアート方面の殿方二人と宇宙の話をしたけれど、八進も、測定室がミニ宇宙船という感じの異空間だった。

小林さんは「自然現象を数値化することに興味がある」と言っていた。理知的だけど朗らかで、放射能測定という仕事が向いているように感じた(少し聞いたこの方の前歴もスゴイ)。

途中、加藤さんが木下黄太に電話したので、私も少しだけ話した。木下はだいぶ疲れていた。押しても押してもダメという無力感を数ヶ月ずっと感じながら、それでもエネルギーを保ち続けるのは相当しんどいと思う。
「同じ国にいながら言語が通じない状態だよね」と伝えたら「相手が言語というものを使ってるのかどうかもわからない」と。

木下も加藤さんも、一見とっつきにくいと思う。頭が良過ぎて頭脳と口が直結してるような早口で、世の中に厳しいし、冷徹に映るかもしれない。
でも、その実、本気で「なんとかしなくちゃ」と思っている。

不器用だけど、熱いし、やさしい。

私はやはり彼らを応援したい。

 

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これは、刈谷駅のすぐ近く。

刈谷駅に降りたのは初めてだったけど、駅前がピカピカに栄えていてびっくりした。

自動車関係の大きな会社もあるし、裕福な市らしい。

 

 

 

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お昼に、加藤さん、小林さん、加藤さんの奥さんと出かけた駅の近くのインドカレーのお店。

ナンが売りのようで、4人で、ガーリックナン、チーズナン、じゃがいもナン、ハニーナンをお願いしたら、まるでパーティーのように花が咲いたテーブル。

ほとんどピザのようなふわふわのナンで、とーーーっても美味しかった♪

 

この席で、私が加藤さんと小林さんの早口について指摘し、「木下さんも早口だよね」と言ったら加藤さんが「木下講演の後、お茶した時、木下さんと藤村さんがすっごい勢いでしゃべってて、二人ともえっらい早口だなあと思った」と言うので爆笑だった!私は感情が口に直結してる・・・

 

加藤さんの奥さんにもお子さんにもお母さんにも会えて、しみじみ私はうれしくなった。

クールでクレバーで、得体の知れないような(実際魔力でも持っていそうな)加藤さんが、なんというか、ちゃんとしたものを食べてるおうちに育ち、ちゃんとしたものを今も食べてるんだなあと感じ、それってとても重要なことだと思った。

ちゃんとした愛や食べ物を知ってる人は、しっかりした仕事をするだろうし、今の世の中にも毅然と立ち向かってくれるだろう。

以上、主観と客観の入り混じったレポートでした。

ちなみに、滞在時の私の積算被曝量は、胸部X線検査の10分の1程度でした(そう思うと、いかに今まで無用な検査を受けてきたかとか、放射能汚染地域の線量がいかに高いかを実感する。そして、瓦礫の拡散なんてとんでもない。これ以上放射線量を全国まんべんなく増やすことは絶対にダメ!!)

加藤さん、小林さん、たいへん勉強になりました。ありがとうございました。

主観抜きにしても、八進、おすすめです。

 

 

 

 

 

 

 
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# by hihararara | 2012-03-24 23:03 | 豊橋 いのちと未来を守る会

修了式!

(FBに思わず書き込んだものより・・・)


夕食後、兄弟ゲンカ勃発!

いつも弟が兄にひどいことをするので(兄は過去に弟を傷つけたことを反省し、こらえている)、今日は弟を強く叱ろうと玄関先に連れていったところ、兄が投げた長靴が私のこめかみに当たり、流血・・・(少し)
でも、怪我をしたのが私で良かったし、結果的に兄弟両方にとても響いたようで、三人で泣いて反省した(兄弟だけじゃなくて私も)。一度しっかり叱らなくちゃと思っていたので、少しでもわかってくれたらいいなと思う。今は二人ともすごく落ち着いてる。



その後で見た、弟の一年生最後の連絡帳。

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「おめでとう」のスタンプを見て、思わず号泣。そうだね。1年生と4年生を無事に修了できたこと、おめでとう。
兄も弟も、素晴らしい先生と友達に恵まれ、楽しい一年だった。


ここでもお伝えしてきた兄と同じクラスのTくん。今日最後に一言ずつ1年の思い出を語る時、「M(長男)くんと同じクラスでよかったです」と言ってくれたそう。


もう本当に、毎日ばかみたいに泣いてる。


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# by hihararara | 2012-03-23 14:03 | 感動

宇宙船と女王蜂

 

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コルゲートハウス再び!

デザイナーの岡さんと。

岡さんがまとめてくださった素敵な作品だけUPします。

記事はまた後日・・・

 

今日は刈谷の放射能測定室に給食用の牛乳を持ち込みがてら見学させていただく。

明日は味噌作り。

春休み前に予定を詰め込んでいます。

ブログにもまとめていきたいけど、どうかな?

 

 

 

 

 

 

 

 
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# by hihararara | 2012-03-21 23:03 | 地域

お彼岸ソング♪ 生きてる生きてく

 

 

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実家に出かけ、お墓参りに行く道中の、軽トラックの荷台からの風景。

ほんとうは、大きな画像でムービー風にと思っていたのに、デジカメの設定を間違えて小さい画像になってしまった。

いちばん最初の写真は、私が大好きな村の長老スダジイ。

お墓で母と私と息子たちで手を合わせた時、思わず出てきた歌は、福山雅治さんの「生きてる生きてく」だった。

<そうだ ぼくは ぼくだけで できてるわけじゃない

100年1000年前の 遺伝子に ほめてもらえるように 今を生きてく♪>

この部分を踊りながら歌いつつ、「いい歌だね~」と前から福山さん好きな母も褒め、私は、「同時に、こういうことだよね。<100年1000年先の遺伝子に ほめてもらえるように 今をがんばる>ってことだよね?」と語りつつ、思わず泣けそうになる。

100年先 1000年先の日本は、地球は、どうなっているんだろう?って。

 

この歌、ドラえもんの映画の主題歌になってるので、子どもたちも大好き。

福山さんのラジオで初めてフルバージョンが公開された時、ちょうど子どもと車に乗っていたので、一緒に聴いた。

まだ発売前なので、ラジオで紹介された音源より・・・(歌詞付き)

http://youtu.be/0m8iQsRS2mg

 

最初に聴いた時以上に、子どもにとっても、世の中にとってもマッチしている歌だと感じる。

たまたまのタイミングだけれど、お彼岸ソングだと思った。

 

先週、友達の赤ちゃんを見に行った。

生まれたばかりの赤ちゃんは、圧倒的な存在だった。

神々しくて、最強だと思った。

 

その前の日に、息子たちが大ゲンカをしたので、私はきつく叱ってしまったのだけど、小さな新生児を見て、ひたすら大切に大切に大きくしようとがんばった頃のことを思い出した。

今、息子たちはだいぶたくましくなり、次男などチョー生意気なので、ついつい強く対抗してしまうけれど、初心を思い返して、大切にしなくちゃ、と思った。

 

たまたま出てきた、小さかったころの彼ら・・・

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# by hihararara | 2012-03-20 07:03

日向の昇り龍

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(3月19日 FB投稿分・・・FBからのコピーは、行間がうまく空けられないのですみません)

辰年生まれのラブリーな友たちへ、昇り龍!!この写真自体は昨日見ていたけれど、撮影者の須田さんと今日つながった!!(ちゃこ~~びっくりだよ~☆)

うれしくて経緯を記録しちゃう♪
須田さんのことは仲良しの植島啓司さんとの対談について過去に検索で見ていて、FBでは、ちゃこの「いいね!」から、まずフィード購読させてもらった。そしたら今日「藤村さん ご無沙汰しています」とのメッセージをいただき、「え?須田さん、私のこと知ってるの?」って不思議に思ったら、ちゃこの披露宴で司会をしていたあの人だった!!
この1年以内に「須田郡司」さんのHPは見たことがあり、巨石の写真とともに、得体の知れない(失礼!)、とにかく大きな人、霊的な人というイメージで、どこか異次元の存在に感じていたけれど、今日ちゃこの結婚式の!!と思い出したら、その温度がうれしくてうれしくて(そもそもちゃこが大好きだし、いい披露宴だったし)...、半日ニヤニヤしていた。そのくらい、とにかく温かいイメージの人!!
須田さん、ちゃこ、さっそく植島さんに報告したら、喜んでくれました♪

実はこのところびっくりするようなつながりが続いていて、つい最近は、かつて豊橋市民病院にいて、数々の難しいお産を救った産婦人科医の先生から突然の「いいね!」、さらに今週は、まだお会いしたことないデザイナーさんと先週訪ねた村田さんのコルゲートハウスに行く(笑)
数年会っていなくても、信頼している人とFBでつながれるのは、このご時勢本当に心強い。神様に感謝☆(今日はお彼岸のお墓参り、行ってきました)

☆コメントにいただいた、宮崎の新聞記事より・・・http://www.yukan-daily.co.jp/news.php?id=29033

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# by hihararara | 2012-03-20 05:03 | 自然