「ほっ」と。キャンペーン

カテゴリ:映画( 19 )

映画『何者』さらに・・・



三浦監督からのシェア。





『何者』のことは、もう一度書きたいと思っていたんだけど、買ってきたパンフレットもすごく良かった。
私は昔から、映画やドラマのメイキングを知ることが好きで、映画で泣いて、パンフレットで泣いた(笑)
迷っている人には是非観ていただきたいし、一緒に語りたいです。

以下、少しネタバレを含みます・・・



主演の佐藤健くんが、役作りに関して「わからない」ことが多くて、監督に賭けて、「監督と心中してもいい。もしそれでダメだったなら悔いはない。」とまで言ってて、そのわからないは、高みを目指すからこそのわからないで、また、わからないことをわからないと公に言える潔さに彼の役者としての奥深さを感じました。冴えない役でもあるんだけど、それを演じ切ってる(その人物が映画のあとも続いていくことを想像できるくらいに生きてる)ことがすごいな、と思いました。


衣装の伊賀大介さんは、シューカツ中の健くんの役にスーツが似合わない感じを出したくて、ワンサイズ大きめをずっと着せて、最後の面接の場面だけジャストサイズにしてるとか(映画を観れば、その意味がわかる)、監督や役者をはじめ、各担当が自分の持ち場で最大限の力を発揮しているんです。

それらが結集してつくり上げられている映画のからくりをパンフレットで知ると、各々のプロ意識や創作への熱に感動して泣けちゃいます。
(我ながら本当に「創作」ってことが好きなんだと自覚した)


この記事を読むと、そうか、始まりはプロデューサーが監督を選定したりするんだなと、またしてもメイキングを知り
(ちなみにこの川村元気さんは『君の名は。』も企画・プロデュースしている)、

演劇をうまく取り込んでいるつくり方など、ブログでも書いたけど、三浦監督アッパレです。


ちなみに、映画を観た直後のブログは、ちゃっかり三浦監督に読んでいただいて(ツイッターでお送りし、嬉しいご返事もいただき)、その後、facebookでお友達になっていただきました。
元々、三浦さんの才能には惚れ惚れしていたので大感激だし、つくり手にダイレクトに感想を伝えられる、これぞ現代なんだなあと思ったよ。













[PR]
by hihararara | 2016-11-06 20:06 | 映画 | Comments(0)

映画 『何者』



c0189426_13100429.jpg


いろんなことで、すごく忙しいタイミングなんだけど、だからこそ?どうしても観たくて、『何者』行ってきました。

行きの車のラジオから『何者』のテーマソングが流れて、そういうシンクロはよくあるけど、ねじ込むようにして映画を観に行くこの流れは、自分にとって正しいんだな、と思えた。

(以下、ネタバレの内容ではなくて、かなり個人的な感情を織り交ぜた映画の話だけど、まったく知りたくない方は読まないでくださいね!)



先に観終わった時の自分の状態から書くと、

車でも聴いた、中田ヤスタカさんのかっこいい音楽を聴きながらエンドロールを見て、「スタイリスト 伊賀大介」なんて文字を発見しながら猛烈に湧き上がってきたのは、
「男に生まれたかった~~~~~!!!」という心の叫びで、いっぱい泣いてしまった(笑)

映画の本題とは関係ないのだけど、原作者の朝井リョウさんも、脚本・監督の三浦大輔さんも、私と同じ早稲田大学の出身で、この映画は、二人のタッグがベストと思えるような内容で素晴らしかった!!
表現者のお二人の活躍をまぶしく思ったり、私も男として生まれて、思いっきり表現の世界で生きてみたかった、と思ったりした。

子供を持つと、どうしたって表現の世界に邁進するのは難しくなる。
いいわけってよりも、これは物理的より精神的な問題で、子供を持ってなおいっそう素晴らしい作品をつくる女性表現者も多いし、私自身、『赤土に咲くダリア』は子供を持ったからこそ描けた小説だけど、やっぱり私は第一には子供にとっていい母親でありたいと思うし、子供が生きていく地域との関わりを重んじたくなり、創作方面は中途半端になってしまう。

家事や育児による、中断中断の日々・・・

折しも、幼児期とは違ったたいへんさを持つ思春期の息子たちを抱えて、でも、そんなタイミングで観た就職活動に関するストーリーだったので、もがく学生たちが、自分の頃とも重なるし、息子たちとも重なるような思いで観ていた。


2012年の刊行時に読んでいた『何者』。

私自身も経験した就職活動、あれは本当に特殊な体験で、学生をこっち側とあっち側に分ける。個としての生き方を守り貫こうとする人、社会の中で夢を叶えようとする人、社会に迎合していく人、子供と大人、学生と社会人、分岐点、分水嶺みたいな、あの時でしか味わえない感覚・・・
とても苦しかった。
私はマスコミしか受験しなかったので、熱烈にマスコミの仕事を希望していたのに、どんどん一般企業へシフトしていく友達を目の当たりにしたり(本音じゃない言葉を重ねて面接をクリアしたり)、長髪でバンド活動をしていたのに(アナーキーまっしぐらに見えたのに)、すっきりした顔で器用なスーツ姿に変身した友達がいたり、念願の教員採用試験を受けている途中で交通事故で亡くなってしまった友達がいたり、守られているのが前提の学生生活から、社会へ出ること(出る前)の苦痛を味わった。

私はどうしても、みんなと同じ黒っぽいリクルートスーツが着れなかった。
バブル経済崩壊後のいわゆる就職氷河期だったので、社会的にも感じることが大きい年だったと思う。

『何者』は、現代学生事情、就職活動事情を知りたいという思いと、自分たちの頃と決定的に違う「インターネット」「携帯電話」「SNS」「ツイッター」等々による変化を知りたい気持ちもあって読んだ。

私は今、SNSを楽しく利用しつつも、自分の学生時代にはなくてよかったなあ~って思う。

自分がしっかりしていなくて、人のことが気になって仕方ない年頃に、あんなツールがあったら、辛くて仕方ない。

ツイッターで表現されるのは、友達なのに、友達だから見せない本音や見栄みたいなものだったりする。

大学生という年代は、自分たちはわかっているようでいて、大人から見たら小さくまとまっているわけで、小説もそうだったけど、映画でも、学生特有の幼さや痛々しさがうまく描かれていた。

早稲田大学というのは、日本一カッコイイ面と、日本一かっこ悪い(ダサイ)面と両方持っていると思う。様々な学生や自意識が混在している。

この映画は、原作者も監督も出身者のおかげで(朝井さんはダンスサークルに属しながら学部では小説を書いていて、三浦さんも学生時代から演劇をやっていて)その空気感が全編に漂い、「いたいたこういう人!」みたいな学生も、全体的に差し込まれる演劇的な演出も見事だった。

<三浦さんのこともずっと注目していて、映画は『愛の渦』しか観てないけど、その衝撃作も素晴らしいし、人間のエグさを描くのがとてもうまいと思う>

二人ともきっと青臭い学生時代を経た上で、今、世の中に向けての広いフィールドで、プロとしてのレベルの高い表現と愛情を持って描いてくれたようで、私は勝手に二人の息遣いを感じ、様々な分野の卒業生が活躍する母校だけど、表現の分野のお二人のアッパレな作品がうれしかった。



c0189426_19311773.jpg


メイキングが知りたくてパンフレットを買い、これからじっくり読むのが楽しみだけど、朝井さんと三浦さんの対談にあった朝井さんの言葉より。

<早稲田はもともと何かを作りたい人が多いところだと思いますが、何かを「作り終えられる」人はすごく少ないと感じたんです。みんな「作りたい」とは言ってるし、作り始めたりはするんですけど、作り終えられない。・・・>

これには笑っちゃうくらい同感だった。

私が小説を書き始めたのは、卒業してから2年目だけど、大学時代によく耳にした「映画をつくりたい」「劇団を旗揚げしたい」「小説を書きたい」という思い(もちろん、その他にも「政治家になりたい」「外交官になりたい」「オリンピックに出たい」などなど本当に様々な夢が渦巻いていた)。
自分も最初の小説は書き始めてから書き終えるまでに、別の仕事をしながら2年かかっているけど(『チョコレート色のほおずき』)、安易にカッコイイことを言う人に対しては「だったらやってみろよ」「とにかく完成させてみろよ」と思っていた。

まあさらに、書き続ける、つくり続ける、というのが難しいわけで、そういう思いが冒頭の私の涙につながるわけですが・・・(笑)

私は私で、今生は女をめいっぱい楽しみ(幸せですよ!)、男としての人生は来世に期待するか、二人いる息子たちに託そうと思う。

と言っても、息子たちは私が男だったらやってみたかった映画監督になりそうでは全然ないし、私がかつて熱烈に憧れた早稲田への思いも全然ないです(笑)
それがいいな!と思っています。


とにかく、観て良かった。

就職活動という、人生の中でごく限られた期間のことだけど、普遍的ないろいろを含んでいて、それらを見事に描き切った傑作だと思います。

学生たちの情けなさ、痛々しさ、かっこ悪さを描き、全体としては、とってもカッコイイ映画でした。


c0189426_19424521.jpg
















































[PR]
by hihararara | 2016-10-20 19:22 | 映画 | Comments(0)

映画『何者』観ようかな?の投稿


【10月17日 朝の投稿】

おはようございます。
豊橋はすごい雨です。お祭りはいいお天気でよかったね!

公開されたばかりの映画『何者』。





監督が三浦大輔さんだと知って、行こうかなと思っている。

元々原作は、3年前の直木賞受賞時に読んでいておもしろかったし、現代の学生のSNS事情や就職事情がうまく描かれていた。


(朝井リョウさんは、器用に書く人だなあという印象だけど、岐阜出身ということで時々中日新聞でもエッセイとか書いていて、それを読むと、本当に心がきれいな人だなあと感心すること多々。ちなみに、三浦さんも朝井さんも早稲田出身で、やっぱり表現者の活躍は「これぞ」という感じでうれしい)


夕刊の映画評に、<「就職戦線異状なし」から隔世の感あり>みたいにあったけど、私の大学時代のスタートはまさに「就職戦線異状なし」だった(織田裕二とか和久井映見とか出てたやつです)。


織田裕二の役が自分と同じ学部の出身で、大学がロケ地にもなっていたので、正門前での撮影も見たことあったし、公開後、同じサークルの男女6人で観に行った。

そこに描かれていた就職活動は、いわゆる「売り手市場」で、お気楽な感じに見えた。
(まさか自分たちが3年後に就職氷河期を迎えるとは思わなかった)


そんなわけで、キャストには大して興味ないけど、現代学生事情・就職事情として観ようかな、という感じ。
音楽もよさそうだし、三浦さんが監督なら、いい意味でエグそう。









[PR]
by hihararara | 2016-10-17 18:38 | 映画 | Comments(0)

映画 『君の名は。』



c0189426_14371312.jpg


映画『君の名は。』
観に行ってきました。

代休の長男と、豊川(お隣の市)の映画館へ・・・(*この記事を書き始めたのは26日です)

長男はすでに一度、親友くんと観に行き、もう一度観たいから、「お母さんと観たい」ということにしてのおねだり(笑)

元々、豊川のお気に入りイタリアン「GITA」へ息子を連れて行きたい気持ちもあったのと、豊橋の映画館だと絶対に同じ中学の子たちが来るだろうから、母親と一緒の姿を見られたくない気持ちもあっての豊川の映画館!

私は、巷で超話題のこの映画だけど(100億円突破とか)、長男に誘われなければ映画館までは行かなかったかなあという感じでした。

facebookでは色々な感想を見ていたけど、私は結果として、観て良かった!!

映画を通したありがたい感動体験でした・・・


以下、ネタバレを含むので、これから観ようと思っていて、少しも情報を入れたくない方は読まないでくださいね。




途中からいろんな種類の涙を流しながら観ていました。
それは、主に三つの観点より・・・

①今までの映画は、私が息子を連れて行ったけど、今回は、長男が誘ってくれたおかげで知れた世界だったこと


長男と初めて一緒に観た映画は、『レミーのおいしいレストラン』でした。
長男が5歳のとき。まだ幼稚園の年中さんだったかな。
今思えば、料理好きな長男の興味がすでにしっかり表れていたね。

最近だと、ドラえもんの『スタンド・バイ・ミー』を親子(私と長男&次男)で観て(これも息子らからの要望に自分が乗った形だったけど)、その後、長男とは、私のススメで『6才のボクが、大人になるまで。』と『シェフ』を一緒に観た。
その時は、長男がどんな気持ちで観てるかなあと、こちら側がドキドキしたりもした。

今回は逆の立場。

長男は、『君の名は。』にすっかりハマっているので、小説も漫画もサントラ盤も買い(まんまと踊らされ、散財しているとも言えるが)、私も、音楽はずっと聴かされる状態にあった。

そんなわけで、すでに知っている音楽が、映画ではとても効果的に使われているので、おおお、この場面か、おお、この歌詞か~ピッタリだなあ!という感動があった。

長男が家で流している間は、例えば<前前前世♪>という印象的なフレーズは知っていたものの、耳を通り過ぎていたような続きの歌詞が、劇中ではしっかり耳の奥や心に届いてきて、他にも『スパークル』という歌のタイトルも歌詞も、改めてしっかり聴こえてグッと来た。

<運命だとか未来とかって 言葉がどれだけ手を 
伸ばそうと届かない 場所で僕ら恋をする
時計の針も二人を 横目に見ながら進む 
そんな世界を二人で 一生 いや、何章でも
生き抜いていこう>

この、「生き抜いていこう」とかね!


②災害によって大切な人を失った人が観たとしたら、この映画のように、なんとかして事前に危険を伝えられたらよかったのに、って思うだろうし、名前を呼びかけたかっただろうなあと・・・

この映画の新海監督が、例えば東日本大震災をどこまで意識したのかはわからないけど、私たち日本人が、同じ時代に生きる共通認識や共通の痛みとしての震災を何度か経験してきて、そのなかでも、どうしてもやはり東日本大震災は大きいし、今も「その後」が続いているわけで、当事者の方々の、失いたくなかった愛する人のことや愛する人の名前を想像せずにはいられず、泣けて泣けて仕方なかった。


③この世で出会う片割れについて・・・

映画に出てきた印象的な言葉。「結び」「片割れ時」など・・・

私は不思議なことに、人と人とをおつなぎすることがやたら多く、今では天命とさえ思ってしまう。それらを「神から与えられた」「結び」と考えたら、いいかなと思えた(というのも、ちょうど今、毎度のことながらここには書かない色々が重なり過ぎていて、ひとつひとつはうれしくても、いっぱいとなると容量オーバーになりかけていたので)。

<この世の片割れには、世界のどこにいたとしても、出会えた時に絶対に気づく>

みたいなこと、わかる人とわからない人といると思う。

私は幸いなことにわかった、と思っている。

それは必ずしも結婚相手ではなく、結婚相手が本当の片割れの人は幸せだけど、実際のところは、その幸運に恵まれた人はごくごくわずかだと思う。

探す努力を続けている人、自分の次元(魂のレベル)を上げようとしている人は、ひょっこり出会えるんだと思う。

呼ぶ前に振り返ってくれるような、伝えたいことがすでに伝わっているような、その人との間では、人智を超えた共鳴とかシンクロが不思議に何度も訪れるような体験をすると信じるしかなくなる。

ソウルメイトとかツインソウルとも言うだろうけど、安易なスピリチュアルでまとめたくないような・・・

(これがまた一人ではないし、私の場合は、男女二人ずつくらいにそう感じる相手がいる。それじゃ片割れじゃないじゃん!だけどまあ、以下割愛)

と、そういう体験があると、映画で描かれる二人の関係を、幻想だとは思わず、そうだよね、って思う。

また、映画の中で主人公の男女二人が、それぞれ、言葉を発する前に涙が出てしまう、という場面が何度かあったんだけど、それもグッと来た。

私もそうだし、長男もそういうタイプで、もう中3の長男だけど、彼のそういう場面にも何度か出会っている。

思うよりも感じるよりも先に、涙として表れる、みたいな。

映画の中の女の子は、神社の生まれで巫女でもあるので、神事に関する描写も多く「あざとく」感じられる部分もないではないけど、やっぱり私もそういう世界が好きだし(私も神社の近くで生まれ育ち、実家は代々神社の世話方をしてきた)、霊感ほどじゃなくても強い直感や偶然力は、まさに持って生まれたもので、私のそういう部分は、次男より長男に行っている。そんなこともあって、長男がこの映画を気に入るのもわかるなあと思った。

ちなみに、巨石写真家のお友達のシェアで知った記事。

◆「君の名は。」を通して知る日本の岩石信仰
http://megalithmury.blogspot.jp/2016/09/blog-post.html?spref=fb


昔から男女が入れ替わるお話は色々多くあって、自分が最初に触れたのは、児童文学の『おれがあいつであいつがおれで』だったと思う。

前評判も高かったけど、神木くんの声の演技(男役女役ともに自然)がとてもうまかった(自分と似てると言われる顔の俳優さんなのでそれもまた不思議な感覚で:笑)。

自分まで男の身体の中に入っちゃうような、女の身体に男が入っていっぱい走らされる場面とか、感情移入しちゃって疲れもした。いい意味で。

都会と田舎、思春期の男女、家庭環境、美しい風景、風景や小物のリアルな描写、聖地やご神体等々、幅広く支持されているのがわかる映画だった。音楽も本当にピッタリ!

グッズを集めている長男を見ると、商売的にもうまいなあ~って思っちゃうけど、この映画が流行る日本っていいなと思ったり(深いところまで読み込んでる人がどのくらいいるかはわからないけど、この映画を好きと思う人が多いのはうれしい)、長男がまず、大好きな親友と出かけていることもよかった。
14歳でこの映画に出会えてよかったね!


◆『君の名は。』公式HP
http://www.kiminona.com/index.html

◆監督の新海誠さんのHP (同じ年でお誕生日も5日違いで勝手に親近感w)
http://shinkaimakoto.jp/


長男が上映後に撮影した館内。


c0189426_19053012.jpg

いい映画&映画体験でした。

このブログ、新海監督にもお伝えします!(今の時代、いいね~)


*これを書いた後で、整合性を指摘するような記事を読んだけど、ふだんは私もその辺りが気になると乗っていけないのに、今回は、映画の疾走感や主人公男女の気持ちにすっかり乗れちゃって(追うことに必死で)、自分でも不思議なくらいに、よい面だけがしっかり届きました。











[PR]
by hihararara | 2016-09-27 15:02 | 映画 | Comments(0)

ペ・ドゥナちゃん



少し前のことだけど、友達が、香川県で開催された「さぬき映画祭」で、韓国人女優のペ・ドゥナちゃんと映画監督の是枝さんと一緒に回っていて、ドゥナちゃんも是枝作品も前々から好きなので、うわぁ~って思いました。

で、集めてみた、似てると言われる(スミマセン!)ドゥナちゃんの画像いくつか。

c0189426_11044012.jpg
c0189426_11050046.jpg
c0189426_11051017.jpg
c0189426_11052192.jpg
c0189426_11052963.jpg
c0189426_11053800.jpg
c0189426_11054586.jpg

『空気人形』でまず言われたんだけど、自分では『吠える犬は噛まない』のヨレヨレドゥナちゃんや、『リンダリンダリンダ』の頃、確かに似てる。

さらに言えば(前も別のところで書いたけど)、妹の娘にも、よーーく似てます。




        


[PR]
by hihararara | 2016-02-21 11:12 | 映画 | Comments(0)

映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

 

 

c0189426_06474810.jpg


 

12月にFacebookで「これ観たい!」と騒ぎ、公開3日目に行ってきました。

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

 

公式HP→ http://chef-movie.jp/

 

以下、ネタバレも含むので、予備知識なしでご覧になりたい方は読まないでください!

*******

 

私が好きな「食」「ロードムービー」「キューバ関連」となれば、絶対!と思った。

結果、8割ニコニコと眺めるような時間だった。

「ゴキゲンな映画♪」と言える。

単純明快と言えば全くそうなんだけど(物足りない人には物足りない)、清々しい映画でした。

 

私がキューバに興味を持ってしまうのは、大学時代、憧れていた友達(女性)がキューバの映画学校に留学したから。

それを機に、キューバの映画やキューバの音楽に触れた時期があった。

かと言って詳しいわけではなく、ただ漠然と、キューバは独特で魅力的な国だと思っている。

そのキューバの音楽もいっぱい流れ、キューバからの移民も多いという陽光降り注ぐマイアミの風景や、フードトラックで移動してくる中でのアメリカの風景や料理の変化、主人公と息子の関係性の変化などなど、色々と心に染みわたった。

私が好きな気の強そうな女がスパイスのように出てくるのもイイ!

観終わった後で知ったけど、この映画は、製作・脚本・監督・主演が同じ人(詳しい人からしたら、そうと知って観に行ってるんだろうけど)。

その監督(ジョン・ファブロー)自身の体験が投影されたインディペンデントムービーとのこと。

そう思うと余計に身に迫ってくるものがある。

 

重要なシーンに料理のシーンがあるけど、監督(主役)自ら料理修業に励んだらしく、素晴らしいリアリティだった。

(ちょっと思い出したけど、このブログでも書いてるドリアン助川さんの小説『あん』も、あんこを炊く作業などリアルだし、和菓子の知識やアイディアも豊富で、背景を知ったら、ドリアンさんも製菓学校で修業した体験があり、納得だし、すごいと思った)

たまたま、某イケメンシェフの酒井さん(アークリッシュ前総料理長)を通して、料理人の方々のシェフへの尊敬(シェフから部下への思いやり)やチームの結束を垣間見ていたので(厨房を覗いて、ではなく、カラオケの場面でw)、そういう側面でもリアリティを感じておもしろかった。

フードトラックも、映画の中で効果的に使われるツイッターも、世相を巧みに表していて、同時に普遍的な親子の愛とか、仕事への情熱とか、いろんなメッセージがさわやかに、快活に伝わってくる。

料理の好きな長男とも観に行きたいなあと思った。

 

**********

 
以下、後で調べた映画に関する記事より、ジョン・ファブローの言葉をピックアップ・・・

「大作で成功を収めた後、もっと自分の情熱に沿ったストーリーを作りたいと思うようになった。そのためには小規模な作品じゃないとだめだと気付いた」と語るファブローと、自身の創造性と料理への情熱を取り戻していくカールの姿が重なる印象的なシーンだ。

http://eiga.com/news/20150214/5/

 

「僕がシェフについての物語を作ろうと脚本を思いついたところから始まった。仕事と家庭に問題を抱える一人の人間の物語を語るのにふさわしい職業だと考えたんだ。そして映画を通じて自分の個人的な経験を描きたかったから、インディペンデントで撮ろうと思った」

http://eiga.com/news/20150227/10/

 

私にとっては映画単体よりも、監督の背景を知って一層おもしろみを感じたので記録しました。

 

c0189426_06474828.jpg


 

 

映画を観て食べたいと思ったサンドイッチやバーガー系を相談する中で一致したSUBWAY(笑)

東京生活以来久々で、豊橋にお店ができてからは初でした。

 

 

 

 

 

c0189426_06474835.jpg


 

その後ハシゴしたカフェにて・・・

私はジンジャーティー。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは共感した映画評(ラジオの音声)。

ベタベタにネタバレなので、詳しく知ってから行きたい方、観た後聴きたい方、どうぞ。

 

<町山智浩(←アメリカ在住の映画評論家らしい)が映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」を激賞>

http://youtu.be/vZ7ibsKR1Kw

 

長男行かなくても、もう一回観たいなあ~(笑)

元気が出る映画だし、ところどころでの主役の表情など、何とも言えない巧さがある。監督だから納得だし、監督なのにあんなに演技もできるなんて、すごいなあと思う。

高額な仕事を断ってでも臨んだこの映画の評価が高いのも素敵。

 

********

【追記】 やっぱり鑑賞後に、たまらずサブウェイ食べてる他の人の情報もらったり、FBでもらったコメントのご返事に書いた自分の文を感想の補足として添付。

<Mちゃん ふはは!それ狙って?書いた(笑) たぶん書いた光景は、Mちゃんも参加のあの夜についてです!

某シェフの面倒見の良さと、忠誠誓うかのような面々と、仲間意識に感動したり、この映画観てても、料理が好き!っていう気持ちや成功したいという野心もあるだろうけど、美味しいものでおなかを満たせてあげようっていうシェフ周辺の人たちって、大いなる母性の集団なのかなとか色々思ったりしたよ~>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
[PR]
by hihararara | 2015-03-02 11:03 | 映画

『6才のボクが、大人になるまで。』

 

c0189426_06472849.jpg
 

 

 

 

 

 

 

 

載せたいなと思う1月17日のことがまだ書けてないけれど、先にこちらの投稿を・・・

「6才のボクが、大人になるまで。」公式HP

http://6sainoboku.jp/

 

*この投稿の前に、ひとつ前の『☆プレゼント(思い出)☆』を読んでおいてください。

 

1月25日(日)のできごと。

朝、☆くんの引っ越しの時間に合わせて次男とお見送りに伺い、初めてお会いしたお母さん、お兄ちゃんとも話をした。

お母さんは私と同じ年と判明、さらにお兄ちゃんは私の母校と同じ高校に在学中だった。

お兄ちゃんは☆くんと雰囲気が全く違い、どのおうちもそうだけど、その子その子の違いっておもしろいなあと思った。

年の差もあるので、客観的に男子の成長過程を見るような思いもした。

そんな思いを携えて、元々の予定だった映画『6才の~』へ。

 

そもそも、この映画は、私が長男と取っ組み合いのケンカをした時に(今は全く大丈夫です)、FBに少し書いたら、当時まだ東京や、県内だと名古屋くらいでしか上映がなかったこの映画を観た方から、「おすすめだよ」と聞いていた。

なので、名古屋まで観に行くか、DVDになったら長男と観ようと思っていた。

その後、豊橋でも上映が決まり、地元の映画関係ではキーマンの若杉さん(大正軒社長さん)が、長男とのかつてのバトルも念頭に置いた上で直々に教えてくださり、ぜひ行こうと思っていたのでした。

という流れで長男を連れて映画館へ。

映画の冒頭の方で、ちょうど親子が引っ越す場面があり、まさに朝見送ってきた☆くんたちと重なる印象を受けた。

映画は全体としてはちょっと長く、長男は退屈したけれど、随所で色々感じた。

映画って、観ている時間に強いインパクトや充実感を残すものと、観終えた日常において、断片的に思い出してじわじわ効いてくるものとあると思うけれど、『6才の~』は、私にとっては後者だった。

大人って勝手だなあと思うし、子供は勝手な大人に振り回されるところがあるけれど、家族に問題がある時に、その都度助けてくれるのは、親にとっても子にとっても友達だったり周囲の人たちなんだなあ、

子供にとってプラスのことがあろうとも、マイナスのことがあろうとも、それなりに子供は育っていくんだよなあと思った。

ただ生きて死ぬ、という、生きものの一種である人間について、心や知能があるから素晴らしいと思う気持ちと、ことさら人間の営みや感情を評価する必要はないという気持ちとがいつも同時に存在するのだけど、赤ちゃん期ばかりではなく、子供が育っていく過程のどの一瞬一瞬もかけがえなくて素晴らしいものだと改めて思う。

映画よりも、今日については、生で目にした☆くんや☆くんのお兄さんから受けたインパクトが勝っていた。

 

映画を観終えて、近くのイトーヨーカドーで買い物をしようと親子で歩いていたら、長男の部活の先輩とすれ違った。

学校で見かけるよりも大人っぽい私服姿で、先輩からしたら、母親と一緒に歩いている長男を幼く思ったかもしれない。

その後で、長男希望の学校に履いていく「5本指ソックス(白)!」を探すために、「何センチだっけ?」と長男に聞いたら「ひゃくごじゅう~」と、自分の身長を言う(笑)

笑っちゃうのだけど、前々から長男は、靴を買いに行っても、「何センチ?」と聞いた時に身長を口にしてしまうクセ?があり、まだ間違えちゃうんだ、と微笑ましかった。

でもこれだって、かつて幼少期に、「カルピス」を「カルスピ」と呼んでいて、可愛らしくてそのままにしていたのに、いつの間にか正しく言えるようになったように、足のサイズのこのやりとりも、いずれ消えてしまうと思う。

その後もおもしろいことがあったんだけど、今、私が長男のことを勝手に書くのは嫌がられたりするのと、長男を知る人が複数ここを読んでいたりもするので控えるけど(彼が嫌がりそうなことは書かないようにしてるけど、私の表現活動として、切り離して受けとめてくださいね!)、大人と子供の間の今って、色々と難しいし、おもしろい年頃だなあと思った。

 

と、3時間の映画を観て買い物をして戻ってきた頃には、もう☆くんは引っ越していて、この近くにいないんだなあと思ったら寂しくなった。

私は自分でも問題だと思うくらいに、人好きというか、人の営みのあれこれにいちいち感動してしまう。

我が子はもちろんのこと、☆くんの成長も、お兄ちゃんの成長も楽しみだし、やはり一度きりの人生、自分自身も、出会うみなさまがたも、生きていく歩みの上で、少しでも幸せに楽しく過ごせたらいいなあと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
[PR]
by hihararara | 2015-01-25 08:01 | 映画

『利休にたずねよ』

 

c0189426_06450619.jpg


市川海老蔵主演の映画『利休にたずねよ』を観てきました。

公式HP

http://www.rikyu-movie.jp/

 

 

元々私は海老蔵が好きで(新之助の頃から)、観たいと思っていたけど、信頼する人たちがあちこちからこの映画の話をしてきたのと、お正月の海老蔵一家のドキュメンタリーのエンドロールを見ていたら、元いた制作会社と同期の名前が出てきたので、絶対!と思って行ってきました。

映画の感想を一言で言うのなら・・・

「死よりもゆずれない美がある」

ってことかな~

自分にも、世の中に対しても、重なるところがありました。

次元はまったく違うけど、私自身、絶対にゆずれない感性のために(美意識と言えばいいのか)、身近な人とのケンカを繰り返してきている(ケンカというよりは、大事な相手だからこそ自分の意見を伝えている)。最近もくだらないことから大事な人とケンカ?しましたが(くれぐれも書くけど壊れない関係性前提)、思い出したのはまだ独身の頃、父との大ゲンカ(始まりはダイオキシン)で「自分の思うこの正義感が通じない世の中だったら死んでもいい」とぎゃーぎゃーやったこと(その後父が私の作った煮物を褒めてくれた思い出)。そのくらいの激しさを持ちながらも、子供を持った今はもちろん、生き延びなくちゃと思っている。

表現者としては、死よりもゆずれないほどの美を、一生かかって見つけたいなあという思いと、上と重複するけど、お母さんとして子供の命を第一に、自分も生きなくちゃと強く思う。

 

この映画で印象的に出てくる木槿(むくげ)の花。

たまたま私の小説が店内の本棚に置いてあるという、豊橋のパン屋さん「木槿」のことが気になっていて、ちょうど昨日友達が立ち寄ってくれたこともあり(本は貸し出し中だったそう)、「むくげってどんな花かな?」と思っていたら、映画に出てきて、説明もあった。

 

c0189426_06450636.jpg


調べると、原作の表紙にも使われている。

 

 

 

 

 

 

映画の中での木槿は、「木槿の花は一日しか咲かないが、生きている今を喜んでいる」みたいに出てくる。

ということで、近々「木槿」さんにも行ってきます。
そして、海老蔵演じる利休が口にしていたこの言葉を伝えてきます(笑)

 

**********

 

映画の後で友達に送ったメールより(映画の内容とは関係ないけど、記しておこうと思い・・・)

<前の方で、開始10分後にいびきかき出したオッサンがいて、
集中したいし、静かな映画だからよほど注意しようかと思ったんだけど
(そんなの初めて!子供が泣くことはあるけど、何しに来たんだおっさん??
館内に響き渡るいびきだよ!!)
でもね、終わって、その人の顔をよーーく見たら、
太ってて短髪で黒いズボンで、男か女かわからないの!!
オッサンかオバサンか・・・

なので、しばらく様子見てたら、女子トイレに入ったので、オバサンだった!!

腹立つよりは、あれ、間違いなく睡眠時無呼吸症候群と思い、よほど、「いびき、すごかったですよ」
って教えようかと思ったけど(映画館でのいびきの大きさを知っておいた方が今後の彼女のためにも良いように思い)、トイレからなかなか出てこないので帰りました(笑)

(いやーほんと、いびきにびっくり!オバチャンってことにびっくり!でした)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
[PR]
by hihararara | 2014-01-09 06:01 | 映画

『おおかみこどもの雨と雪』

 

ずっと気になりながらも観たことなかったアニメ映画を、テレビで観ました。

『おおかみこどもの雨と雪』公式HP http://www.ookamikodomo.jp/index.html

 

c0189426_06310965.gif


このタイミングで観れて良かった!!

賛否両論らしく、それは、現実とファンタジーが中途半端なところから来てるのかなと想像しつつ、私にとっては、この寓話がすごくよかった。

 

今、長男(小6)のクラスが学級崩壊のような状態で、長男自身、中学を間近にしているのに色々とふがいないことも多く、今までの「持って生まれた」を尊重してきた育児が良かったのかどうか迷いも出てきたような最近だったので、「持って生まれた」というのが「狼と人間の子」という状態の映画を観て、感じることが多かったです。

 

 

 

随所で涙がぽろぽろこぼれた。

子供を育てる時って、人と違うことを気にする親も多いけど、狼の子だから家での走り回り具合が違うし(笑)、夜泣きが遠吠えだし、きょうだいゲンカではいっぱい傷がつくし、そりゃたいへん!!

ネタバレを書くと、、、(これから観るって人は以下読まないでね)

 

 

弟の方は10歳で山に狼として旅立ってしまうし、お姉ちゃんは人間を選ぶようだったけど、「持って生まれた」の突き抜け具合に、うちはせめて、10歳で自然界に旅立つような狼の子ではなく、息子たちの成長を共に眺められると思ったら、ありがたい気すらしました。

でもきっと、映画もそうだったように、子育ての時間って、過ぎてしまえばあっという間なんだろうな。

たいへんでたいへんで思い出したくもないくらいの男兄弟の育児だったけど(まだ途上だけど、乳児期のいちばんすごかった時期を振り返ると、幸せだけど、夕方には疲れ果てていた)、あの可愛かった息子らはもう過ぎ去ってしまったんだと思うと、泣けた。

「持って生まれた」を本気で尊重するのはなかなか難しいけれど、

子供が小さい頃に本気で思っていたことを自分のためにも記すと・・・

どの子も生まれた時は「100パーセントの赤ちゃん」で、そのピカピカを大人や社会が汚していくんだなと思った。

だから、育児は何かを足していくことよりも、その子その子の100パーセントのピカピカを守って伸ばしていくことなんじゃないかな、と思っていた。

私は、自分の息子たちを信じているし、それぞれ、どんな形でもいいから「幸せだな」と思える人生を歩んでほしい。

 

色々と難しいけれど、この映画を時々思い出しながら育児をしていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
[PR]
by hihararara | 2013-12-20 15:12 | 映画

そして父になる

 

c0189426_06305373.jpg


福山雅治主演の映画、「そして父になる」

観てきました。
http://soshitechichininaru.gaga.ne.jp/

 

 

これから観ようかな、って人には、3パターンに分けた気持ち。

①少しでも「観たいな」って人には、テーマが考えさせられるし、是非!という気持ち

②迷っていて、子供を預けてまで、とか、仕事をなんとかしてまでというラインでさっと行けない人には、無理してでも行くほどではないかな~という気持ち

③福山ファンの方・・・是非是非行ってください!!という気持ち♡

 

6歳まで育てた我が子が、病院で取り違えられていたことが判明し、二組の親子はどうするのか?っていう話なんだけど、自分に置き換えたとしたら、というのはうまく想像がつかなかった。

というのも、うちの長男は私に顔がそっくりで、子供の頃の写真は、性別が違うのに、びっくりするくらい似てる。

次男は、私にはそんなに似てないと思うし長男と並んだ時も違うように親からは思えるけど、同じ頃の長男を常に追いかける形で似ているので、まぎれもなく自分たちの子だろうなって思うので・・・

 

この映画、本当はいつも映画を一緒に観に行く男友達と行く予定だったけど、今まで一緒に映画を観たことのない映画通の方からお誘いを受けたので、そちらと行く予定に変更したのだけど、多忙なその方がスケジュール的に難しくなり、最初の予定の男友達は大して興味を持ってなかったくせに先行上映で行ってしまい、流れ的に若干萎えつつ(笑)、たまたま12日の夜に、流しっぱなしにしていたNHK教育の「SWITCHインタビュー 達人達」という番組で 「是枝裕和×姜尚中」 という組み合わせで対談が行われ、それを見たら、どうしても観たくなって一人で行ってきた。そもそも映画、一人で観るのが本来は好き。

是枝さんの映画デビュー作、「幻の光」は、1995年の作品で、私はテレビ番組の制作会社で働き始めた頃。
当時彼が属していた制作会社テレビマンユニオンは、ドキュメンタリーでは有名で、制作会社にいながら映画が撮れるんだってのは、当時の私にとっては魅力的に思えた。その後私は映像ではなく文字の方向へシフトしたけど。

とはいえ、まともに観たのは、カンヌで子役が賞をもらった「誰も知らない」くらい・・・

その対談で話していた演出方法が私にとっては興味深かった。

お決まりと言えばお決まりだけど、二つの家族の対比のさせ方。一方はまるでモデルハウスのような無機質な高層マンションに住んでいて、もう一方はいかにも裕福ではなさそうな電気屋さん。電気屋さんの家はゴチャゴチャしている。
でも、子供にとってどっちが楽しそうか?と言えば明白だった。

それから、細かいセリフとか設定とかで、わかるわかるって部分がいくつもあり、是枝さんが対談で言っていた「家族を描くというのは、ごくパーソナルなことなのに、世界中の人に通じる」みたいな内容に改めてうなずいた。

あんまりネタバレ的なことは書きたくないので、余談っぽいことを書くと、大好きだったドラマ「最高の離婚」でも共演していた尾野真千子と真木よう子、撮影時期は重なっていただろうに、どちらの妻役もハマっていてさすがだと思った。

あとは、リリー・フランキーってすごい。

ちらっと出ていたピエール瀧ともども、今公開中の「凶悪」っていう映画にも出てるんだけど、リリーもピエールも本職何?ってくらいに、さすがの名演だよ~

リリー・フランキーの、役によって変化する無色透明ぶりってのは、デビューの頃の浅野忠信を思い出す。何ものにも染まりますという凄さ。

しかし、とにもかくにも、

福山雅治がどこをどう切り取ってもかっこよくて


思わずめったにやらない太字にしちゃったよ。ほんっとうにかっこよかった(役がかっこいいわけではないです)。

初の父親役だったので、最初頃なんて、もしも福山さんが夫だったら・・・もしも福山さんが我が家の父親だったら・・・と想像して、いやーーー、かっこよ過ぎて無理!!!

てな具合の勝手な妄想をせずにはいられないくらいに素敵だった。

ふつう、変な顔とかガッカリするとかそういう場面があってもいいのに、何やっててもかっこいい。

私こんなに福山好きだったっけ?って思うくらいに本当にかっこいい(笑)

なんなんだ、あの別格な感じは・・・

 

とまあ、色々感じつつ、そうだなあ、今私の息子たちは小6と小3になり、これまでの育児のひとつの結果みたいなのが表れつつある。もちろんまだまだ成長過程だし、育児に正解はないんだけど、例えば「のびのびとダラダラ」は背中合わせだったり、持って生まれた良さを活かしたいけど、もうちょっとがんばるってことも必要なんじゃないか?って思ったり。まあ、兄弟の性格が正反対くらいに違い、長男には家で困らされることはないんだけど学校での彼に困らされ、次男には学校のことでは困らないけど、家での態度には困り・・・という感じ。

そうなると、もしも取り違えによって、突然血のつながった子を育て直すことになったとしたら、それはそれでおもしろいのかも、と思ったり、しかしとにかく、6歳までという母親とベッタリだった期間、子供の愛らしさ、自分のがんばり(具体的におっぱいあげたり、世話したりすごくたいへんな期間なわけで)を手放せるのか、と言えば絶対に難しい。

育児って、ぶっつけ本番状態で、どの一瞬も取り返すことができない。

だからこそ恐ろしいし、だからこそおもしろいんだろうな、など色々考えました。

ともかく、余韻が続きそうな映画でした。

もう一回言うけど、福山がかっこよすぎる・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
[PR]
by hihararara | 2013-10-15 06:10 | 映画