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朝日のあたる家

 

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豊川コロナに『朝日のあたる家』を観に行ってきました。

HPはこちら・・・

http://asahinoataruie.jp/index.html

 

 

 

 

 

 

私たち豊橋市民にもなじみのある、お隣、静岡県湖西市が舞台となっていて、見慣れた風景も出てくるし、「豊橋」という地名も出てきました。

原発事故を具体的に扱った映画は、園子温さんの『希望の国』に次いで2作目(鎌仲ひとみさんの『内部被ばくを生き抜く』も観たけど、事実に基づき、役者が演じる形として)。

色んな思いを持ったので、以下、箇条書きに・・・

■まるでパロディーのようだ、と思う場面も多々あったけど、その大元にあることはすべて事実という笑えない状態。

 

■「人が幸せだと思う一生」というのは、世界中のあらゆる人に共通しているはずなのに、人が目指したいふつうの幸せとは全く別のところで、ものごとは進んでいくということ。

例えば、飛び散ってしまった放射性物質は厳然としてあり、どうしようもできないということ。日本や世界では、信じられないことが今も勝手に進んでいくということ。

一人一人が願う幸せはみんな同じはずなのに、どうして社会として、同じような幸せに向かえないのだろう。

 

■たいへんな時代に生を受けて、様々な「たいへん」を今後も目撃し続けていくんだなあということ。

いつの時代に生まれても違う種類のたいへんさはあるけれど、

例えば、昔のたいへんは、自分の身の回りが見えるだけで、日本全体や世界では、どのようなことが行われているのか知る手だてがなかった。

でも今は、インターネットがあり、新聞やテレビが真実を伝えないと思った場合、自分からある程度、自分の思う真実を探すことができる。

それは正しい欲求であると同時に、しんどいことでもある。

画像や映像や文字で、否応なしに可視化される。
膨大な量の情報を、目撃し続けていくというたいへんさの中に生きている私たち。

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震災後に得た情報についてのおさらいになる映画でもあった。

最後は涙があふれたし、エンドロールを見て、いかに多くの方々がこの映画を応援していたり、危機意識を持っているか知る思いでした。知ってる方のお名前も複数ありました。

 

最近思うのは、脱原発は当然と思うけれど、なぜそれがうまく進まないのか(理由はもちろんあれこれわかりつつ)、どうしようもない(途方もない)現実と、自分の周囲の現実との折り合いをいかにしてつけていくか、ということ。

無力感とも違うんだけど、なんともうまく言葉にまとめられないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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by hihararara | 2013-09-18 10:09 | 映画
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