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偶然の連鎖→本日の顛末

 

長い読者さんはご存じの通り、私は偶然のできごとが本当に多いのだけど、相変わらず続いていて、最近のできごとを、昨日の朝、いつも一斉メールを回し合っているオヤジ様たち(3月3日に飲んだメンバー)と共有した。

例えば、いつもお世話になっている近所のモータースさんの娘さんで、先週初めてお会いしたばかりの可愛らしいMちゃんが、上記オヤジの一人も関わっているオペラに出演、同じタイミングで校区内でピアノの先生を探している友達親子から相談を受け、Mちゃんに校区に住むピアノの先生を紹介してもらう→その先生は私と同じ町内在住だった→その先生が上記オヤジの一人と高校の同級生だと判明した・・・みたいなことがあり(渦中にいないとあまりおもしろくないけど、そのつながりをみんながミラクルだと喜んでくれた)、それらを笑い話的にまとめたメールを送った午後、起こったできごとについて、オヤジたちに回した一斉メールをコピーします。

 

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件名:Re:偶然の連鎖→本日の顛末

 

たいしたことではないかもしれませんが、

本日の偶然の顛末として、ホヤホヤのできごとを

聞いてください。

 

大好きなデザイナーさんと

ツバメ食堂で美味しいお食事をして

またまた偶然話も多かったので、

ルンルンしながら帰ってくる途中・・・

 

スーパーあつみの出口、みやざわ小児科の

目の前の道に、原付バイクとおじいさん(80歳くらい)が

倒れていました。

 

最初はおじいさんが転倒したんだと思い、

とにかく私の進路の目の前で倒れているのが見えたので、

「これは引き受けろってことだな」と思い、

車を脇に停めて、冷静に助けに行きました。

 

そしたらどうも、交通事故だった様子で、

近くに、おじいさんに車をぶつけてしまった

おばあさん(70歳くらい)が縮こまって佇んでいました。

 

おじいちゃんは意識はあるけれど、足首が変な風に曲がっていて、

思ったよりたいへんそうだと思って、

近くにいた運送会社の男の人が原付を起こしている間に、

「救急車呼んだ方がいいよ」とおばあちゃんに伝えたんだけど

(私は車に携帯置いていたのでまずは)

おばあちゃんが動揺して電話がかけられないので、

私もいったん車を移動させて、携帯で救急車を呼びました。

 

その間に、おじいちゃん意識あるし、私が引き受けたからいいと思ったのか、

運送会社のお兄さんとか、周囲の野次馬たちは消えていて

(そんなもんか~とちょっと悲しかったけど)

救急車を待つ間、お二人のお世話をしてきました。

 

おじいちゃんに大丈夫?と聞いたり、探しているもの(南京錠)を

道路に取りに行ったり(バイクの後ろの箱に買い物したものを入れて、

鍵をかけたかった様子・・・つまりそのくらい冷静・・・だけど、

その買い物が老人用オムツだったりして、おじいちゃんのものなのか、

家にいるおばあちゃんのものなのかわからないけど、気の毒になった)、

真っ青な顔でうなだれているおばあちゃんに

「二人とも命があったんだから、だいじょうぶ!」と声をかけ、

不安そうなおじいちゃんと、おばあちゃんの双方を、抱きしめていました。

 

そうしているうちに救急車がやって来て、

手を振って招き入れ、無事におじいちゃん、タンカで運ばれ、

警察に電話したところ、警察もすでに向かってくれていて、

私は、次男がもう家に着いているタイミングだったので、

引き上げてきました。

 

家に着いたら次男が玄関で「お母さーん」と呼びかけていて、

ごめんね~~と事故のことを説明し、

「そんなわけで、お母さん、びっくりした」と伝えたら、

「オレだって、お母さんいなくてびっくりした」

と言うので、

「むーくんだったら、お母さんが事故の人を助けていた

と言ったら、わかってくれると思ったんだよ」

と話して、息子を抱きしめました。

 

これが今日の偶然の顛末。

 

(今日はもう出かけないようにするので、これ以上大きなことは

起こらないはず)

 

たまたま出くわしただけだけど、

おじいちゃんも、おばあちゃんも、命が無事で、

二人とも、事故直後に罵り合いを始めるような人達でなくて

良かったです。

 

「これは引き受けろってことだな」

 

と頭に浮かんだ第三の声は忘れがたい。

落ち着きのないこの私が、妙に冷静になれた。

つまりはそうやって、人生に起こる様々なものごとを

乗り越えて、新たなステージ、新たなステージへと

進んでいくんですね。

(ひよっこが、すみません!)

 

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こんな風に落ち着いて対応し、落ち着いて振り返れたのは、事故に遭い、足首が折れてしまったおじいさんこそが、冷静で落ち着いていたからだと思う。

これからきっとたいへんになってしまうだろうけど、高齢ながら乗り越えていかれるであろう頼もしさをなぜだか感じたから。おじいさんの回復を心から願います。

結局のところ、どんな事故だったのかわからないままだけど、どうかお二人が立ち直って欲しいし、今後高齢者の事故はますます増えるだろうから、お互いに気をつけたいと思う。

*****

振り返れば、昨日は仏滅、今日は満月(19時)。満月に向かう昨日、過ごしにくかった人は多いと思う。

そして今、

出産予定日を過ぎた友達が二人いる。

迎えた今日は大安。

佳き日を祈ります☆

 

 

 

 

 
by hihararara | 2012-03-08 01:03 | 地域
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